東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

遠慮

やっていることの質的変化を起こす。

その為に必要なことはなんでしょうか。

 

何かを一途に学ぶ、そういったことに足を踏み入れて数年。

質的変化のプロセスには、それなりの「時間」と「空間」をかける必要のあることを実感するようになりました。

 

師匠からも「手っ取り早いものなんて、ない」と

何度も言われ続けてきました。

 

そういったことの意味も、少しずつ。

「こういうことなのかな」と感じる瞬間の積み重ね。

 

「自分」に対しての新鮮な印象も感じ始めています。

もしかしたら「自分」は、意外とこの「時間」と「空間」を「ケチって」いたのかもしれない。

ちょっと不思議な感覚ですけれど、最初からそういう風に決め込んでいたところがあるかも知れない。

もしくは、「時間」と「空間」の使い方が良くわからないまま、

なんとなく真面目に勉強していた、のかも知れない。

 

 

自分自身に充分な余白を持ちながら学び続けているだろうか。

学んでいることは、学び続けていくことで「変化する」。

そう、そのことは、実感しつつある。

 

その「変化」は「自分」の想い描いた「変わる」というイメージを、

遥かに超えて変わり続けていくもの。

果たして、そういうものに対峙し続ける姿勢はあっただろうか。

 

「いいか、自分自身に遠慮する必要はないんだよ」

そんな風に言われているような気がします。

 

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