東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

向き合う空間

「臨床」って何だろう。

 

操体と出会って、学びを続ける中で

今でもそういったことについて考えます。

逆に、そういうことを知りたいがために

学び続けているのかもしれないとも感じます。

 

特にここ数年で、この問い掛けの質が

がらりと変化をしてきているように感じています。

 

操体の特徴ですが、臨床を通して

「向き合う空間」を与えている

と言えるのではないかと思うのですが、

これは初期の「楽か辛いか」という「運動分析」の時代から一貫しています。

 

ただ、その目的は大幅に変化をし続けていて、

「何」と「何」が向き合うのか、

その目的を見据えて、アプローチを変えていくこともできます。

操体は臨床を通して、様々な向き合う空間を演出しているのだと感じています。