区別して勉強しています。
いう目に見える形にしているのが「操体法」です。
それは単なるテクニックだというのもそこからきてい
るわけです。
じゃあ、我々は座学ばかりしているのかというとそう
ではありません。実際に臨床で用いるわけですから、
技術習得には相当数の時間をかけています。
テクニック至上主義ではないけれど、スキル(技術)
はちゃんと身につけるのです。
そのスキルも徹底した作法の反復によって身につけて
いきます。それもからだに無理がかかるような頑張る
ものではなく、ちゃんとからだの要求にかなうよう
に整理されたものです。
そうやって身につけたスキルは傍から見ていても、と
てもきれいです。師匠や長年勉強している先輩方の動
きや姿勢は、その周囲の空気さえ変えてしまうような
感じがします。
なぜ、その動きや姿勢がきれいだと感じるのか。それ
は、からだの要求にかなったものだからなのではと思
います。
スキルを磨くことが、それをきれいと感じる感性を磨
くことにもつながるのは、からだの要求にかなってこ
そ。
治せたらいいという視点からすると、操体の勉強って
マニアックですよね。
どうりで魅かれるわけです。
2016年11月23日(水)勤労感謝の日
今季のテーマは「膝と進化した操体」です