三浦先生、一週間ありがとうございました。
今週から三浦寛幸が担当致します。お付き合い下さい。
今回のテーマは「常識を疑う目」となりますが、振り返ると今まで非常識に思われてきたことがいつの間にか当り前の常識になっていることが多くあります。
畠山先生のブログでも書かれていましたが、携帯電話の普及にしても、水を買うことにしても、それまでに有り得なかったことがいつの間にか日常の中の常識になってきていることに個人的に思っていることがあります。
それは世間の常識となってきていることは生活の豊かさには繋がっていても、「からだや命にとっての豊かさに繋がっているのか?」ということです。
例えば携帯電話のことに関して言えば、以前に問題になっていた「歩きスマホ」やネットから得られる情報がからだから見て良いことなのかと考えていくと、決してプラスに働いているようには思えないのです。
歩きスマホや携帯のいじり過ぎが原因でからだを壊した人も診たことがありますし、「~がからだに良い」というネットの情報に惑わされ体調を悪くした人も多く見てきました。
携帯電話が仕事や生活の便利さに繋がる一方、人は大切な何かを少しづつ失くしているような気がします。
このように生活が便利になった反面、様々なリスクを背負わなければならない時代になりました。
そういう時代だからこそ、今まで以上に自身のからだを主体にして常識をみていかなければならないように思います。