東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

体操ではなく操体だもの⑦

今日が最終日となります、よろしくお願いします。

 

橋本敬三師は、こんなことも語っていますよ。

 

『人間は誰が作ったのかわからない。

 神様、仏様なのか知らなくとも作られたものだ。

 すると、ちゃんと法則があって作られた。

 その法則知らないから、みんな生きていくのにケガをする。

 

 だから、気持ちのいい方に動かすことが「操体法」だと思ってる

 かもしれないけど、そうではなくて、わけがあるってこと』

 

 なんというか、この、わけがあるってこと、ワタシは感じ入って

 しまったんです。

 おおらかで、包まれているような生命観っていう感じですよね。

 これは間違いなく一生勉強できる宝物なんだなぁ、と。

 

 いまだ頂には届かなくとも、一つの真実は腑に落ちているんです。

 

 焦っても、あがいても、もがいても、また繰り返すようなことは、

 わかってしまえば結局、味わう意味のないことも多いんです。

  

 積み重ねていくこと、シンプルな真実を伝えるのが操体法ですね」

 

と、まぁこんな感じでしょうか。

 にんげんだもの。わからなければ失敗して当たり前。

失敗すること自体は悪いわけじゃないですよね。

 

それにしても、操体ってシンプルです。

 

操体法は、操体あってのもの。 

そんなとき、ご縁を通じて巡りあうもの。

 

問いかけて、進み続ける道を決める。

やるべきことは、するべきことなんだと、気づいていく道を行く。

 

それでは一週間のお付き合い、有難うございました。

 

明日からは、関西から真実を語りかける、日下実行委員の登場です。

お愉しみに。

 

 

 

 

 

 

 

                      続く