前日のブログでからだと私の関係性というものを振り返ってみましたが、
運動神経に対しての苦手意識から、自分のからだのことには興味はあるけれども
どうやって近づけばいいかわからないという年月を過ごしてきたように思います。
そんなからだとの関係性と本腰を入れて向き合ってみようかと思い始めていた頃、
ヒカシューの巻上公一さんと出会いました。
この出会いが、自身で感じていた長年の課題の糸口となりました。
このことは以前にもブログに書いたことがありますので端折りますが、こんな悶々としていた時期に、ホーメイの故郷トゥバ共和国のツアーを企画し、ナビゲートしてくださっていた巻上さんの旅に同行する機会をいただきました。
初めての海外経験の最中、間近で巻上さんの舞台や立ち振る舞いを拝見していて、
今思い返せば、「この人だったら何か知っているんじゃないか」と感じたからだと思います。相談してみたところ、予感は的中。そこで初めて「操体(法)」の名前を知ることになります。巻上さんは武術も師事されている方ですが、この時「操体法」を紹介してくださったんですね。でも、紹介してもらっておいて、その頃の自分はすぐには飛びつきませんでした。興味はあるけど、それからも数年は自分なりに色々試す期間が続きます。
今振り返ればこれで良かったのではないかと思います。
自分なりにやってみて、転がってみて、それでもしっくりこない、間に合わないという経験をしてから、いよいよ蓋を開ける気持ちになり、あらためて巻上さんの操体の師匠を紹介していただきました。それが三浦先生でした。