おはようございます。
今回のテーマは「私のズッコケ操体クロニコル」ですが、ズッコケと聞いてからブログの執筆にあたっていると、子供の頃によく口ずさんだオバケのQ太郎のテーマ曲が、度々浮かんくる。
♪あのねQ太郎はネ~、から始まるこの曲の2番目の歌詞の中。
♪ズッコケなんだ あわてん坊なのさ
いつも 失敗ばっかりしてるんだよ~
だけど カッコいいつもりなんだってさ~♪
私などは、何か親近感を憶えてしまうが、あわてん坊や早とちりだと、ズッコケやすくなったり、失敗しやすくなるのは確かだろう。
ズッコケや失敗も周囲の許容範囲であれば、ご愛敬とも成り得る。
しかし、同じようなミスを繰り返してばかりでは呆れられるし、許容範囲を越えた失敗は時に周囲に迷惑をかける事となってしまう。
特に注意しなければならないのが早とちりだ。
早とちりとは、一部が分かったところで、勝手に全部がわかったと思い込むことをいうようだ。
これは、相手の言わんとしている事を理解しようともせず、自分の知識や考え方のみで相手の言っていることを勝手に決めつけて、行動してしまう事にもつうじる。
これでは失敗や間違いにつながりやすいし、からだとの関わりも含めれば勘違いにもつうじる。
まずは、相手やからだの事を尊重する気持ちが大切と思う。これは、操体の学びにもつうじる事でもある。
橋本敬三先生は、よく「野次馬でなければダメだ、嘘か本当かまずやってみよ」と言われていたと聞く。
しかし、野次馬見物も己の経験や知識からの上から目線で見てしまうと、その人の行っている事の真意は解りづらくなってしまう。
まずは、己の知ったかぶりを捨て去り、尊敬する気持ちが大切と思う。その上でやってみる。
オバケのQ太郎の歌は3番で、こう締めくくっている。
♪わんぱくなんだ かわいいやつさ
いつも とぼけちゃっているんだよ
だけど とっても立派なオバケなんだってさ~♪