日々のストレスは避けられません。
ストレスは無くすものではなく、速やかに解消するもの。
鬱々悶々としてきたら、上から下へ、下から上への息抜き。
ここではないどこかへ、とりあえずいってスッキリします。
真冬でも湘南の海に浮かぶ倖せ。
東に富士と伊豆の山、西に江ノ島越しの三浦半島を眺める。
遙か昔から変化しない、雰囲気のある場所へ溶け込む至福。
海水に直接、皮膚を交わっている快を味わう。(寒いけど)
ただ割と寒さに弱い方なので、就寝には気を配っています。
できるだけ化繊でない下着を身につけ、(素っ裸でもOK)
頚はゆるいネックウォーマーと分厚いシルクの靴下を履きます。
そして、湯たんぽを布団の中に入れて眠りにつける。
寒い時はもう最高の「快」を感じるご褒美、極上の贅沢です。
冬といえば、二千年前の東洋医学の書物「素問」によれば、人間
の陽の気も陰の気も、人体の蔵である神に収め漏れないよう閉じ、
ジっとする季節と言う意味になるようです。
そういえば、我が家で飼っているリクガメも、冬眠してエネルギー
の発散を防いでいますね。
とは言え、人間の私もそのようにしているわけにもいきませんし、
寒さも強すぎると気力負けするので、お風呂も汗をかかないように
温もりをタップリ感じること、そのまま保温上手に。
食事も温かくそして塩分を控えつつ、たまには骨を砕いて入れて、
その髄を煮込んで作るスープはとても滋味溢れ、染みこむ感覚も
舌の極楽、腹も極楽と、塩梅も良いですね。
韓国人であった祖父の影響もあり、鶏の骨ごと煮込んで朝鮮人参を
一緒に米と見るサムゲタンは大好物ですし、外食時には(今は難し)
アッツアツの豚骨ラーメンも冬には良いですね。
「からだ」もポカポカだと、「息」を吸うのも吐くのも倖せです。