皆さんは、どんなときに衰えを感じるのでしょう。
え、老衰?そんなものはワタシから言わせたら個体差でしょうね。
耳が遠いのも要注意です。眼もアレも自律神経毛細管内の血流改善です。
普段柔らかく、必要に応じて硬くできるからこそ、自然な現象ですよね。
頭も固いし耳も硬いでは困ります。まず皮膚にアソビを満たしましょう。
昔から、四十腰、五十肩、六十膝とはよく言ったものです。
腰のツボと言えば、命の門と書いて「命門」、志の室と書いて「志室」。
いや、東洋医学の経穴は、納得できる名称を付ける経穴も多くあります。
昔、東洋医学の勉強をしても「腎」の概念は興味をそそりましたね。
「先天の精」と「後天の精」の間には、個体差の秘密も含まれています。
例えば、二千年ほど前の書物に、「腎は骨と耳を司る」と記されています。
トラブルにより「腎が衰えれば骨がもろく耳が聞こえなくなる」わけです。
腎臓は骨の成分カルシウムも、腸で吸収され活性型vitaminDが必要ですし、
腎臓の機能として、毛細血管の渦巻き「糸球体」が機能単位として存在し、
螺旋の器官を「血管条」と言うのですけれど、これとほぼ同じ構造を持つ
「血管条」は、耳の中にも存在して「濾過・分泌」に作用するそうです。
耳がよく聞こえるには、内耳と外耳と中耳のバランス現象と、周囲の血液を
新鮮な酸素で循環していることに加え、その「血管条」の働きで、内リンパ
を産生して、リンパ液を分泌することも関係していたわけです。
この意味は、腎臓と内耳に、ほとんど同じ構造物が存在する訳なのですから、
薬剤の副作用であっても、薬剤の作用も、顕著にここに現れるのです。
つまり、腎臓に毒性を持つ薬剤は、ほぼ内耳に毒性を持ってしまうのです。
東洋医学では、なぜそのような事実を知らず、現代になってわかること
を、既に理解できて記していたのでしょうか。
目に見えていない、さまざまな働きを感じとる。
瞬間に感じる違和感を忘れず、想像を創造にを巡らせ、学ぶことも私の
セルフケアに繋がっています。