猫ちゃん達、一週間ありがとうございました。
今週から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。
今回のテーマは「私のセルフケア」になります。
猫ちゃん達と同じように現在では当たり前のようにやっているセルフケアですが、その質や問いかけ方も日に日に変わってきています。
それを踏まえた上で改めて私の考えるセルフケアとは何のかを書いていきたいと思います。
今まではセルフケアと聞くと「自分とからだとの対話の中でからだが悦んでくれることをする」というような「からだとのキャッチボール」という捉え方でケアに努めていました。
しかし最近はその捉え方の幅を少し広げて、自分とからだを取り巻く環境から頂くエネルギーというものにも目を向けるようになりました。
一言でいうならば、自分とからだ以外のものとの繋がりを意識し、きもちのよさやエネルギー等を共有しようという感じです。
例えば臨床の中で患者が味わうきもちよさを共に味わうことや公園で散歩してみたりすることもそうですし、自分の部屋を掃除したり模様替えをしたりするというようなことも自身のセルフケアの一つとして取り入れてみたりしています。
そういったことをするだけで自身の心とからだが呼吸を通じてきもちよさを共有し悦んでくれているようです。
実はからだが本当に悦ぶこととは自分が邪魔をしていることもあったりし、自分以外のものから不思議な力を頂いてからだの治癒力を引き出していることの方が大きかったりするようにも近頃は感じています。
そんなことを思っていながらも日々のメンテナンスは欠かさず行っていますが、最近はからだに対して「オレが、オレが」という意識はなくなってきたように思います。
きっといくつ歳を重ねてもエネルギーが満ち溢れている人や体調管理に長けた人は我を消していくことやからだのやってくれていることに委ねること、そして周囲からもらえるエネルギーを大切にすること、このバランスを上手く取っているのだと思います。
2021年春季東京操体フォーラム開催
2021年4月29日(木)昭和の日にオンライン・会場で開催致します。
テーマ「操体法クロニクルズ2~呼吸とセルフケア特選~(仮)」