おはようございます。
近所の農家の庭の柿の木が、今年も橙色の実をほんわかと色づかせてきました。
そろそろ食べ頃かもしれない。
柿の木は病気しやすく、手入れが大切だという。
剪定も柿の木の特性と樹全体のバランスを考慮し、日の光が樹冠の内部や幹の方まであたるよう工夫するのが肝要という。
手入れが行き届いていれば、より良い実りにつうじるし、柿の木そのものも美しさや何だか嬉しそうな表情を持つようになると感じる。
これも、自然と人間の織り成す一つのアートだと思う。
そして、このアートは実を収穫して完結ではない。
実ったものを全部収穫して自分たちのものにしてしまうのではなく、一つか二つそのまま残しておく風習があるという。
これは、収穫をもたらしてくれた自然や神への感謝のしるしであったり、同じ空間を共有する鳥にも与えてよろこびを分かち合ったりするとか、色々な意味があるようだ。
いぜれにしても感謝と慈悲の心をもって終了とし、その終了は新たな有難さへの始まりとなる。
2021年秋季フォーラム
2021年11月23日(火)勤労感謝の日 ハイブリッド開催