東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

言葉をもたない生き物に重ねて

おはようございます。

 

Mr.植物の瀧澤さん、一週間の「ことのは」の数々ありがとうございました。

テーマは「植物」のバトンとタスキを受け取って、本日から一週間、寺本が担当します。よろしくお願い致します。

 

私事からのスタートとなりますが、今年は特に「言葉」のことについて考える一年でした。

現在、学んでいる操体を消化、反芻する過程で、今までの考え方や感じ方、そしてそれを表現する方法のことを思うにつけ、間に合っていない感触を感じるようになりました。

 

そこを埋めるために、ヒントを探そうと「本を読んでみようかな」と思っても、なかなか本が読めない時期が続くなかで、同志の学ぶ姿から、やはり "からだ" からいただいているもののなかで、時間をかけてでもいいから、自分のことばというものと今一度出会いなおしていくしかない、という心境のなかにいます。

 

すると、次第にまた本と向き合えるようにもなってきて、特にいまは詩人のことばにヒビクものを感じたりしていますが、ちょっとゆっくりと「ことば」を紡ぐきもちになっている私にとっては、今回ブログのテーマとなっている「植物」という生き物はいまとても居心地のいい存在となっています。

 

人間のような「言葉」をもたない植物ですが、

それは私が感じられていないだけ、のことだったらいいなと思います。

植物を前にすると、何かを受け取っているスガタの前にいるようなきもちになりますが、その沈黙のなかには目に見えないなにかが満ちているような気がして、それをききわけているスガタが、わたしのからだとヒビキあっているように感じられるのです。