東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「からだ」が主語になるように⑦

色々なことに手を染めるよりも、師について、確かなモノを身につけていきたい。

そんな想いから、操体とのご縁をいただきました。

 

初めから学びのゴールを設定していたわけではなく。

こうなりたいという明確なビジョンがあったわけでもなく。

ただ、臨床に必要な「軸」となるようなものは身につけたかった。

 

続けているうちに、「私」を満たしていた「好きなこと」は、「からだ」にとって「必要なこと」に変わっていきました。

 

 

「からだ」にとって、ほんとうに必要なことはなんだろうか。

 

どんなに理屈を捏ねても出てこない答えは、「からだ」で感じて、「からだ」に応えていけば、「からだ」が教えてくれる。

操体の哲学を理解することも、「からだ」そのものにふれるから伝わるモノがある。

 

「からだ」からいただいていることを、今度はギブアンドギブとして繋げていくこと。

一人ひとりの「からだ」は、根っこでみんなつながっていて、「愛」が満ちているのだから。

 

そんなふうにおもえるようになってくるのも操体の修業。

それはこれからも続いていきます。

「からだ」が主語になるように。


一週間ありがとうございました。

寺本実行委員に「ことば」のバトンとタスキを渡します。

明日からもどうぞお愉しみに。

 

2022年春季東京操体フォーラム
2022年4月29日(金)祝日 
ハイブリッド開催(会場参加は、一般社団法人日本操体指導者協会会員優先)