(つづき)
「呼吸」は、「環境」との状況下で生じる「生命現象」そのものです。
そしてヒトの「からだ」には、毛細血管が張り巡らされているわけです。
これは、本当に小さく、微弱で微小な「内圧の変化」にも鋭く、変化します。
ここで、皆さんも普段の「呼吸」を「生命現象」として、感じてみませんか。
イメージを用いて、毛細血管になったつもりで「からだ」の内部の「呼吸」を、
細やかに「意識」「目線」「感覚」を向けていくのです。
生命現象は、こんなにシンプルなイメージでも、認識できることがあります。
認識できないことは現代の医学でも、解明されていないことのほうが多いのです。
循環が悪くなって、栄養状態が悪くなって、そこから様々な機能障害を起こす事は
証明されていても、なぜ循環や神経系が圧迫されたり「内圧の変化」は生じるのか。
この内圧の疑問を「臨床物理学」として学問化される事は、いまだ無いわけです。
「環境」のもと、根底における原理原則は、自然環境が作り出しているのです。
宇宙から月、地球の大地を貫通して、空間さえも貫通する生命現象はあるのです。
空気の中、巡っているエネルギーのようなものがあるならば、
自然の原理として成立できる条件こそ、重力を紐解ける「臨床物理学」もある。
橋本先生は「原始感覚」、三浦理事長は「原始感覚の快」を追究しています。
この環境のもと、「呼吸」との関わり合いで「原始感覚」に至っていく要素があり、
より深めてみることで「快」の要因もあるとしたら、愉しさは集約するわけです。
(続く)