先日、自分からはまず見ないテレビを横目で見ていたところ、トップアスリートほど、メンタルヘルス的な危機に陥ることが多い、ということをやっていました。
その原因の中で上位を占めるのが、Twitterなどで「自分の意見を押しつける(本人は悪いと思っておらず、正しいと思っている)」ことなのだそうです。
また、もう一つの要因として、ある選手が言っていたことが印象に残っています。
その選手は、小学生の頃からスポーツ一筋。途中から、自分の価値は試合に勝つことだ、的な考えに陥ったのだそうです。試合に勝てない自分には価値がないという考えに囚われたとのことでした。
また、そんな時、誰かに相談していいなんて、思いも寄らなかったそうです。
また、他の選手は、自分自身も現役時代に悩んだりしていましたが、やはり誰かに相談してもいい、なんて思いもよらなかったそうです。
確かにこういう場合、コーチやスポーツ指導者が、相談相手として妥当かはわかりませんし、仲間もヘタすればライバルになったりすることもあるでしょう。
そういう時に、我々操体臨床家にちょっとご相談してくれれば、と思います。
操体臨床家は「想」も考えていますから。
一昔前は「根性論」的なモノが流行りました。スポーツマンは根性があって当たり前的なことも。でも、今は環境が変わっています。その辺りは常にアップデートする必要があります。
と、こんな記事を見つけました。テニスのセレーナ・ゴメスの話です。