おはようございます。
今回のブログ担当も、最終日となりました。
今回のテーマは「治癒」ということでした。
治癒と聞いて思い浮かぶのが、自然治癒力という言葉。
至極簡単に言えば、私たちが生まれながらに持っている病気になったりケガをしたりしても、治してしまう能力やメカニズム。
この自然治癒力があるから、病気→治療→治癒も健康→未病→健康も可能と言える。
しかし、この自然治癒力という言葉を使った説明には、何か抵抗を感じる。
それだけ何か、自然治癒力という言葉が、今の時代では軽くなっているようにも感じる。
本来、私達のからだに備わるバランス制御に向く能力というのは凄いものがある。
そして、何より有難く感じられるものである。
それを説明するのに、自然治癒力という言葉を使えば楽なのだ。
しかし、説明を受けた側は、自然治癒力という言葉からどのような連想をするのだろうか、と考えてみると何か内容の質が低下してしまうようにも感じる。
それだけ、この言葉は良くも悪くも、普及しすぎた感がある。
健康に良いとされる食品や物、サービスの記事や宣伝には、この自然治癒力という言葉がよく出てくる。
そのなかには、効果が薄いのを自然治癒力を高める為のものだから、としているようなのもある。
しかし、本来のからだに備わるバランス制御に向く能力と、天地、大自然の「ここに居ていいんだよ」といったような存在肯定意識素のままのエネルギーの調和は、人間の思考意識を遥かに超えた素晴らしいものであり、そして、有ること難しの有難いものと感じるのです。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
来週は畠山裕美先生の担当となります。
どうぞ、おたのしみに。
友松 誠。