からだの自然な治癒力の個人差は一体何によって生じるのかと考えていました。
例えば同じ位の年齢で同じような体格、そして症状をも似た2人でも片方の人は治るのに膨大な時間がかかるのに対し、もう片方の人は瞬時に治る人もいます。
人に個人差、個体差があるのは当たり前なのだと思いますが、もともと持ち合わせるからだの治癒力に違いはないので、これらには決定的な違いがあるのだと思います。
その違いの一つは「痛み」との向き合い方で、これに対し素直に受け入れるか否かで治癒力にも大きな差が出るように見えます。
そしてもう一つは発する言葉です。
言葉には「からだが受け入れてくれる言葉」と「からだが反発する言葉」があり、この2つは日常の動きや食にも何らかの影響を与えている。
こういったことを踏まえると人の自然治癒力には心の持ち方、想念が大きく関わっているのは確かなことです。
痛み等のからだが示してくれること、見せてくれることに対し、否定せずに受け入れること。
そして治すことを自己責任として持ることが治癒力を高めることにおいて大切なことのように思います。