おはようございます。
海は大きく、広く、そして深い。
陸から見ているだけでは、その大きさや広さはわかっても、深さは潜ってみなければわからない。
私はスキューバダイビングをやった事は無いが、話を聞くと陸の世界にはない素晴らしさがあるという。
しかし、その素晴らしい世界も海の深さからしたら、表層のごく僅かに過ぎない。
海も水深200mより深くなると深海と呼ぶという。
水深1万mを超える海溝もある中で、この水深200mより先の深海の世界は、よくわかっていない謎めいた世界だという。
人類は、50年前にはアポロ11号で大気圏を超え、38万km先の月に到達しているというのに。
自分たちが生活している地球の、それも目の前にある海の200mから先の深い世界がわかっていない。
大変興味深く、面白いことだと思う。
これは、人間にも当てはまるのではないかと思う。
人間も、うわべの自分のことはよく知っているが、ちょっと奥を深堀りすると途端にわからない事が多くなる。
自分のからだや、心の奥底に関してもそうだと思う。
常識としての知識だけで、表面的に解ったつもりでいても、そこから更に掘り下げてみると、わかっていない事が多いことに気づく。
それでも生きていられる。
それでも、生かされて生きているのだから、感謝するしかないのだと思う。