今年も今日で1年が終わろうとしている。
振り返ると、生活のなかで、
「内臓」のことに意識が向くことが多い一年だった。
私たちが飲んだり食べたりすることと、
からだの方でそれを必要としているかどうかは、
全く別の話なんだ、というのも感じることが多かった。
年末年始は、いつもの生活リズムが余計に変わりやすいものだ。
食のリズムも、口にするものや量、タイミングなどが変わって、
例年だと三箇日が過ぎる頃には、内臓もだいぶお疲れの状態になっていることが
多かった。
そんなときは、普段、陰で支えてくれているからだのことが自然と意識にのぼってくる。
からだのなかにおさまっている内臓の存在感を強く感じる。
「今年もやってしまった。。」と反省することになる。
人間の生活や風習に、からだはリズムを合わせてくれている。
本来は、からだの営みの支えがあって、人間は生活ができている生き物なのだと痛感する。
「七草粥」を食べてお正月でお疲れの内臓を労わる知恵に加えて、
来年は「私」は少し裏方にまわる機会を増やして、からだのリズムとともに新年を迎えてみようと思う。
今年も一年、東京操体フォーラム実行委員ブログを支えていただき、ありがとうございました。年が変わって、明日からは友松実行委員のブログがスタートします。
よろしくお願い致します。