臨床の世界に足を踏み入れてから「痛み」というものは一体何なのかをずっと問いかけています。
最近の臨床でも痛みはからだの様々な情報を被験者と操者に教えてくれることを実感しました。
そのわかったこととは
痛みとはからだの意志から発せられるものであるということ。
痛みが無痛に変化するプロセスの中で本人の意識も変化するということ。
私達操体の臨床家は痛みを改善することが目的ではないということ。
痛みはからだからのメッセージを受け取るためのひとつの窓口であるということ。
このような捉え方をしていくと痛みというものにも表と裏のメッセージがあるということがわかります。
その裏のメッセージをからだを通じて理解し、向き合っていくことが大切なことのように思います。