おはようございます。
病気をしない事、イコール健康という考え方の人もいるだろう。
しかし、実際はそんな二者択一的なものではない。
健康な状態から病気に至るまでには、「息」「食」「動」「想」と「環境」とのバランスが乱れ、歪み(ヒズミ)が生じ、なんだか気持ちが悪い状態が続き、内臓含めからだの働きが悪くなる。
そして、目に見えるかたちで器質的異常が確認されれば、病気の診断が下される。
いきなり病気になるのではなく、病気にならない為にからだが感覚をとおして『生命エネルギーのバランス収支が「間」に合わなくなっているよ』とサインを送ってくれている間がある。
そのサインに気づけないと、感覚的に気持ち悪くなり、気持ち悪さは次第に痛みを伴う警告へと変わってくる。
この警告は、バランス収支が間に合わなくなるほど強くなっていく。
こうした、からだからの感覚的な警告警報期を経て、病気に至る。
だから、病気になってから、その病気に対しての治療行為を行うよりも、からだの発する感覚に早い段階から対応して、バランス制御に向くからだの求めに応じた事を行っていくのが、健康を保つうえで重要となってくる。