東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

はじめに「からだ」が在る、ということ③

わたしたちにもそれぞれ「はじめて」がありました。

 

はじめて操体・操体法にふれた瞬間。

 

 

一つのエピソードを紹介します。

 

操体に興味をもち、

はじめて「からだ」を、三浦先生に診ていただいた日。

 

密かに期待していたのは、

痛めていた右足の小趾はどんなふうに変化するのだろう、ということでした。

 

 

はじまってから、どのくらいの時間が経ったのかも分からず、

終わったあとに気づいたこと。

 

「痛みは変わっていないのに、痛みが気にならない」。

 

当時は不思議な現象として、ただ受け取るしかありませんでしたが、

今なら感じられること。

 

はじめて「からだ」を診ていただいた日、

変化したのは「痛み」ではなく、「意識」の方だったのです。

 

(つづく)

 

www.tokyo-sotai.com