おはようございます。
操体の4つのバルの戒めのなかの、「縛るな」という戒め。
「縛る」というのは、対人的に自由を制限してしまう、場合によっては、自由を奪う事につながるのが理解できる。
また、対人的な縛りだけでなく、自分や自分のからだの自由と可能性を狭める縛りもある。
それは、自分の思考による縛り。
自分の思考によって、本来できることも、始めから出来なくしてしまったりしていないだろうか?
往々にして、思考の仕方も癖がつきやすい。
思考の仕方の癖は、心の持ち方に影響を受ける。
そして、心の持ち方は、言葉の指示性に左右される。
「どうせ私なんか」
「そんなの出来るわけない」
「歳だからしょうがない」
「○○病なんだから」
・・・etc。
といった、普段何気なく口にしている否定的な言葉。
自分で口にした否定的な言葉は、先程とは逆の順序を辿り、負の固定観念を思考に植え付けさせ、自分自身を縛り、自由や可能性を自ら放棄することにつながってしまう。
言葉の統制というのも、自分や自分のからだの可能性を妨げない為に、また生き活きと自由に生きる為に必要だと思う。