東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

〜カミナリウオを食す〜

毎回、年末年始には実家のある秋田に帰省するのですが 今回は妻のお腹に赤ちゃんがいるので、 長距離の移動は控え横浜で過ごしました。 (秋田へは新幹線こまちを使いますが在来線の線路を使ううえ、 雪が降ると途中運行休止状態になり、この時期は4〜6時…

〜あと5ヶ月ちょっとだけど〜

妻のおなかの赤ちゃんが12センチを超えてまいりました。 5ヶ月目に入ったところなのですが、毎回エコーの画像を確認するたびに 成長しているのが目に見えてわかります。ちょうど5ヶ月目といえば、脳も背骨も心臓もできてきて、頭でっかちの クレイ(宇宙…

〜他力か自力か〜

先日、初めて明治神宮に行ってきました。妻が妊娠五ヶ月目に入り、本来であれば戌の日に 水天宮にお参りに行くのが慣わしのようですが スケジュールの都合もあり、まだ行ったことのない 明治神宮に行くことにしました。原宿や表参道あたりには買い物などでい…

〜冬と友達に〜

昨年末から今年にかけて今期も北海道や日本海側で 降雪、積雪が続いているようです。 地元の秋田でも毎日雪が降り続けており、時折吹雪になるそうです。上京してから10年程が経ち、雪との関わりが薄れていましたが、 今月半ばの成人式の日には横浜でも久し…

〜私はおばあちゃんこ〜

今日から1週間ブログを担当します瀧澤です。宜しくお願いします。いきなりですが今日は私の名前の由来のお話しをしていきたいと思います。私の名前は一寛(かずひろ)といいます。 同じ「かずひろ」を名乗る方々に比べこの字を使っているのは珍しいようで …

「知識」の編集工学(最終日)

昨日のつづき知性の機能である知識があまりにも主観的な言語によって正しく理解することができないでいると、すでに述べたところだ。そしてこの言葉と言うのは社会で人間同士が各人の想いを伝達するための手段として発達したものである。が、そのためには非…

「知識」の編集工学(六日目)

昨日のつづき先にも述べたとおり、知識は決して隠されてはいないし、いかなる神秘もないと言った。知識というのは誰も何一つ隠してはいないし、またいかなる神秘もない。しかし、真の知識の習得、あるいは伝達においては、多大の労力と努力を、それを受ける…

「知識」の編集工学(五日目)

昨日のつづき我々の大部分の人々はいかなる知識も本当は欲しがりはしないというのが実情である。大部分の人々は自分たちの分け前を拒否し、人生のさまざまな目的のために割り当てられた取り分さえ取ろうとはしないし、持っていた僅かな「常識」という知識さ…

「知識」の編集工学(四日目)

昨日のつづき操体フォーラムに参加した人の中には「操体という知識が一般的な医学や哲学と異なる、あるいはそれより優れてさえいるかも知れない知識が存在するとすれば、なぜそれは、そんなに注意深く隠されているのだろうか? なぜ共有の財産としないのだろ…

「知識」の編集工学(三日目)

昨日のつづき「知識」と「理解」の違いと言うのは、知識は「知性」だけの機能であり、理解は「知性」と「感情」と「動作」の三つの機能からなっている。だから、思考器官は何かを知ることはできるが、理解するには、それに関係していることを人間存在として…

「知識」の編集工学(二日目)

昨日のつづき人間の「存在」というのは、実にさまざまな側面をもっている。能動性と受動性、誠実さと偽りの性質、真面目さと不真面目さ、勇気、臆病、自己制御、不品行、短気、利己主義、自己犠牲の覚悟、誇り、虚栄、自惚れ、勤勉、怠慢、品行方正、堕落、…

「知識」の編集工学

今日から一週間、日下が担当します。今回は、我々人間が持っている「知識」というものについて、考えてみたい。そこでギア代表 編集工学研究所の特別研究員である太田剛氏の持論「アイデンティティ否定論」に基づいた、知識の「編集工学」を試みることにした…

沈黙の意志と臨生の意識

”絆”について三浦理事長は語っていた。 「”意識”の絆とは、”イノチ”の絆である」 「意識の絆の立ってこそ、イノチの絆という平等の絆に立てる」・・・と。孔子は論語のなかでも、君子の最高の徳として「仁」を挙げているのだが、 このことについてある中国文…

自分らしく生きる

自分の仕事とは、受けた仕事を自分の仕事としてやり遂げる意志を紡ぐことにある。 楽しい好きつまらないから嫌いと、考えているうちは、”自分の仕事”とはいえない。 ただ私自身は、愉しいと感じながら”自分の仕事”を味わうことは幸せの味わいだと思う。 仕事…

第六感と不可視な感覚

(昨日のブログ続きとなるヒント)古今東西。過去から全く変化のない状態で保存されるものなど、そうはない。 操体においても、昔は「平均集約運動」と呼ばれていた「からだのつかいかた・うごかしかたのルール」を、 現在の操体では、「般若身経」というこ…

利己的にならない統制

まず、私自身ホントかウソか、やってみてよく理解できたことがある。 しっかりと自立した自分を持つことが出来なければ、相手に合わせるという高度なことはできない。自分以外の人間をコントロールして、思った通りに操りたいと願う人間もいる。 そもそも、…

新成人への祝賀として

青春を謳歌するあなたへ物質的豊かさを重要視される暮らしにおいて、競争することは確かに自分を高める要素です。 ただ、人とくらべて劣っていない、勝っていること、これこそ人間的価値のあると思い込んでいたり、 楽しければ何でも良いでしょ“と、大事な命…

有り難く味わいつつ、詩人たれ!

おはようございます、本日もよろしくお願いします。唐突だが、生き方の指標ともいえる仕事について考えてみた。 いわゆる仕事を選んでいく人と、仕事に選ばれていく人と、それぞれだ。ただ、本人がどう想いを抱くのか自由、ただ与えられている仕事とは、価値…

操体治療ではない、操体臨床(臨生)である

今週のブログは茅ヶ崎から岡村郁生がお送り致しますのでよろしくお願いします。道=タオ〜無関門〜晩年の橋本敬三先生は、今までの操体を、”道”を語っています。 「きもちのよさを聞きわければいいんだ」 「回数も、たわめの間もすべて、気持ちの良さでいい…

シロとクロ

最近少し気になっていることがある。「シロとクロの間はグレー」「ライトとレフトの間はセンター」「過去と未来の間は現在」「儲かっていると儲かっていないの間はボチボチ」「好きと嫌いの間は友人?」こんな具合に考えてみると快と不快の間は 一体どのよう…

弱点まで愛して

先日のブログでヘビ嫌いを克服したという話を書きましたが、私には未だに克服されることのない三大弱点があります。1つ目はカキ2つ目はホウレンソウ3つ目は水泳1つ目のカキは牡蛎、オイスターです。弱点というよりも 美味しく頂いた後、かなりの確率で体…

人間は、努力するかぎり迷うものである

いよいよ一週間の秋穂のブログも後半の5日目です。今回私自身の弱点を掘り下げてみようとブログのテーマにしてみたのですが、 こんなテーマを選んでみたのも単なる思いつきではありません。 昨年一年間を振り返ってみて本当に迷いの多い一年でした。 その迷…

自信ってどこに行けば買えるのだろう?

4日目も昨日に続いて私の弱点『ホウレンソウ』 について少々書きすすめさせて頂きたいと思います。昨日は『ホウレンソウ』が出来ないことの原因が父との関係性にあるのかもしれない と書いてみたものの、問題の本質は別のところにある様に思えて来ました。そ…

艶つけない

昨日は去年の私の大いなる変化について書かせていただいたのですが、今年はどうなりたいの?という所にスポットを当てて書いてみたいと思っています。昨年末のこと、当フォーラムの三浦理事長よりお叱りの言葉を頂いた。その内容はフォーラムの業務における…

 今年は一味違うぜ!

もう今日は1月7日、平成25年も始まって1週間が過ぎました。・・・不味い、この一週間ろくなことやっていない。仕切り直しで今日から充実した毎日を送って行きたいと思います。福岡の秋穂の2日目のブログ宜しくお願いいたします。ここで重大発表があり…

おせちも良いけどブログもね。

世間では今日までお正月休暇という会社も多いようですが、皆様モチの食べ過ぎで正月太りなんてことにはなっていませんでしょうか?舌の極楽、腹地獄、体重計は目にも毒、ということで最近周囲から「貫禄が出て来たね・・・」と褒められる福岡の秋穂が本日よ…

生命エネルギーその3

佐助の担当最終日です。よろしくお願いします。 人間は宇宙と一体で宇宙からエネルギーを受けてそれを体内で生命エネルギーに変えて生きて生かされていると言えるのではないでしょうか。 地球における宇宙からのエネルギーの大きな波動は光であり、その光も…

エネルギー変換その2

佐助の担当六日目です。よろしくお願いします。 昨日も書きましたが、ATPは長期貯蔵ができません。また、ATPの産生も消費も個々の細胞内で行われるものであり、他の細胞で作られたATPを利用することはできません。つまり、ATP産生の原料であるブドウ糖と酸素…

エネルギー変換その1

佐助の担当五日目です。よろしくお願いします。 近年、生化学、分子生物学、そして構造生物学などの進歩により生命科学は飛躍的に進展しているそうです。これまでの研究は生命を構成する要素に関する研究が中心でしたが、生命はこれらの要素が時空間的に複雑…

フラクタル

佐助が担当する4日目です。4日目の今日はフラクタルについて書きたいと思います。よろしくお願いします。 自然界を理解する上で欠かせないのが、フラクタル現象とされています。フラクタル現象は、1960年代にフランスの数学者マンデルブロー(Mandelbrot)に…