東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「間」のデザイン

長年操体を勉強し続けてきた人。

まわりを見渡してみると

みなさん独自・独特の「間」を

持っていることに気が付きます。

 

これは操体に限らないことですが、

「この人はタダモノではない」

と感じるような

その道に通じている人は

極上の「間」を持っている人だと思います。

 

「持っている」というのは、

結果的にそういう風に見えるというだけで

実際には、「間」の使い方を心得ている人 とも言えるでしょう。

通常は長い年月をかけて、養われる世界観なのだと思います。

 

実は操体って「常」に、

「間」のことについて

学習しているようなところがある。

そんな風に思うようになりました。

 

からだを介して、「間」をデザインする。

そういう面白さが、とってもあるように感じます。

実行委員のなかで「藝術部」が盛んなのも、

この辺のこととも関係している、

のかもしれません。 

 

操体を勉強し始めると

醸し出される「間」も変化していく。

そういった変化も、興味深いところです。