こんにちは。畠山裕美です。
今回は「私のズッコケ操体体験」ということで(すいません。発案者は私です)、お送り致します。
まず、最初に操体関係でずっこけたと言えば、高校二年の時、別冊宝島「東洋体育の本」を読んだ時です。
私はすでにその頃、足裏反射とか、エドガー・ケイシーとか、太極拳とか気功とか、ヨガとか、手技療法ワールドに足を突っ込んでいました。ムーとかも読んでましたね(って、今と大して変わりません)。
私は中学から大学まで、某女子大付属の学校に通っていたのですが、とにかく本を読んでいました。
「学内で年間一番本を借りた人」になったこともあります。
本と言っても、何でも読む派で、マンガはもとより、ミュージック・ライフとかロックショウとか、図書館にあったアメリカのティーン向けの雑誌から、池波正太郎から、とにかく何でも読んでいたような気がします。図書館は、最後のあたりは「棚の端から読む」とかやっていました。
というのは、今のようにネットがなかったので、情報源が限られていたこともあるのかなと。
また、昔は今のように、テレビが一家に複数台あることは珍しく、チャンネル権は両親にあり、私はテレビと言えば、時代劇か、洋楽番組か、親が寝てから(爆)「必殺」シリーズや「チャーリーズ・エンジェル」とか(今と趣味が全く変わっていないことに今更驚愕)見ていました。テレビよりも本だったのです。
また、今もありますが popeye というのがありますね。今は若者向けファッションマガジンですが、昔は、「アメリカ西海岸のカルチャーを紹介」的な雑誌でした。何故、知ったかというと、KISSのポール・スタンレイがpopeyeの創刊号を持っている写真を見たからです。
今でもそうですが、ポールのファンの私は「すわ、ポールが持ってるなら買わなきゃ」とpopeye誌を買いました。そうなると「宝島」とかも買うわけですね。糸井重里さんとか、あの辺りが活躍していました。
「別冊宝島」は文章型部ムックというか、一冊一テーマというのが特徴です。
私はその前からヨガの研究と独習(どんな高校生だ)をしており、太極拳にも興味があったので「東洋体育の本」を手にとったわけです。そこで見たのが、気功家の津村喬氏が書いていた、操体法についての説明でした。
数ページくらいの短いコラムで、イラストで「基本運動」が紹介されていました。
最初の私の印象は「じじくせ~」「抹香くさ」でした(すいません)。
(また、津村氏が100キロ越える巨漢だったことを知っていたことも関係しているかもしれません)
もしかすると、「東洋体育の本」の、操体法についてのコーナーを、三浦先生が書いていたら、操体法についての世の中のイメージは少し変わっていたかもしれません。
若い頃は、昔なら沖雅也、今なら岡田将生似だったからです(笑)
(NHKの朝ドラ「なつぞら」を見た人からの情報です。。)
私も、もし「東洋体育の本」に、三浦先生の写真が載っていたら「じじくせ~」とは思わなかったでしょう。
次に私が操体に出会うのは「操体法治療室」です。
表紙裏に、おじいちゃん(橋本先生)を囲んで、若者が二人写っていました。
それが、今先生と三浦先生です。
この辺りが、ずっこけどころです。
左 三浦先生、真ん中 橋本敬三先生 右 今昭宏先生