おはようございます。
今回のブログ担当も最終日となりました。
今回のテーマは「何を学んでいるのか」でした。
私も本格的に操体を学び始めた頃は、疑問形で「何を学んでいるのか?」と考える事が多かった。
それでも、その疑問形は学び続けていくうちに「本物を学んでいるのだ」という確信に変わっていった。
しかし、本物の学びとか、本当の事とか真実とか真理というのは、隠れてしまいやすい。
よっぽど、恥ずかしがり屋さんなのだろうか?
いや、違う。自分の心が隠してしまうのだろう。
自分の心の中にある、自分の我やエゴ。
自分の我やエゴは、自分を常に支えてくれているからだをはじめ、自分を生かしてくれている有難い物事を、当然としてしまうところがある。
有難さを当然として、傲慢になって勝手都合よく前に進んでいれば、必ず綻びが生じる。
特に健康に関しては、そう言えよう。
有難く生かされている中に真実や真理がある。
そうはいっても、今の社会環境への適応ばかりに目がいき、忙しい日々を送っていると、自分の我やエゴが大きな位置を占めるようになってしまっている事もある。
「何を学んでいるのか」と心の中で自分を叱咤し、自分の心のなかの我やエゴを自覚して懺悔する。
そして、それでも有難く生かされている事に感謝し、激励される。
そうした間もあって良いと思う。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
来週は畠山裕美先生の担当となります。
どうぞ、おたのしみに。
友松 誠。