東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

3.歪み その3

通院してから2か月後、母に文句を言った。以前として肩こりや首の痛みは改善しない。そして母に文句を言った。治るといったのに治らないと。母からはもう少し我慢して通ってみたらと言われた。当時を思い出せば文句を言っても他に頼るところもない。失礼な話…

2.歪み その2

母から三浦先生を紹介され訪問することになった。母は私に「あの場所は苦手かも?」と言っていた。なぜならいろんなものが置いてあり、整理好きの私には合わないというのだ。確かに最初に訪問したときの印象はそのものだった。私の当初の先生の印象は「怪し…

歪み その1 

本日からお題は「歪み」。 歪んでいた私。 歪みをテーマに今回は私の操体に出会ってから現在までの話をさせていただきたいと思います。 私はいつから歪んでいったのだろうか?操体を知る前の私はだいぶ歪んでいた。当時は本当にからだを酷使していた。特に30…

治める 3

家政と言うが、家治とは言わない。 やはり、家庭も祭り事なのか。 「男は統治するが、女は支配する。」と、昔、西洋の偉い人が言ったそうな。 祭り事と言っても、アドレナリンばかりではない、ドーパミンの出る類のものもある。 カーニバルがそうだ。 橋本敬…

治める 2

療治 いやし、おさめる 治療 なおし、いやす やっている事の内容が違ってくる。

修める

修業(しゅうぎょう):学校や、特定の師のもとで、決まった段階を踏んで 学業、技芸を学び、身につけること 修行(しゅぎょう) ・仏教徒が、より高い悟りの境地を目ざして所定の戒を保ち苦行を重ねること ・より高い学術・技芸をもって一本立ちが出来るま…

収める

収拾(をつける):混乱した状態を、うまく収めること 元の鞘に収まる 収穫:農作物の取り入れ 意図したとおりに採取できたもの 実りを得る

治める

政治 政と治 祭り事と治め 血湧き肉踊る時と平穏な時 動乱と治平 世の中は、この繰り返しだ。

納める

納税:毎年やって来るイヤな時期 年貢の納め時 納会: 歌い納め など 締め括りを付けること 収納:収まるところに、納まること

おさめる

納める ・決められた期限に、決められただけのものを渡す。 ・今まで続けて来たものを、それでしまいにする。 治める ・再び混乱や災害などが起こらないように、必要な手段を講じて処理する。 収める ・そのものを本来あるべき場所に入れて、望ましい状態に…

『「自分らしさ」という器におさめる』

大抵の人は人生で一度は「自分らしさ」というのを考えたことがあるだろう。 自分の長所、または短所、自分がどういった性格なのか。ここまでは考えたことはあると思うのだが、そこから更に踏み込んで、自分にはどれだけの可能性があるのか、またはどれだけの…

「動物のおさめ、植物のおさめ」

人間の生き方には大きく分けて2通りの生き方があるように思う。 動物のように本能のまま「何かを求めていく」生き方と、植物のように静観しながら環境と上手く調和しながら生きていく生き方が人間にもあるように見える。 どちらが良い悪いという概念はないの…

「環境とおさめ」

先日、藤川球児選手の独立リーグ高知への入団会見を見たのだが、私はこれも一つの「おさめ」だと思った。 大リーグから日本のプロリーグに帰ってくる選手が思うような活躍が出来ていない中、ネットでは藤川選手の決断を賞賛する声が多く見られ、私も同じ思い…

「操体をおさめる」

ご存知の方も多いと思うが、東京操体研究会が講習を行っている三軒茶屋のターミナルビルの出入り口には橋本先生の写真が飾られている。 三浦先生は入る時、そして帰る時に必ず橋本先生の写真に向かって一礼をしている。 それを見る度に三浦先生は橋本先生に…

「真の治療とは何か?」

操体を学んでいく中で様々な治療法と触れ合い、交流する機会がある。 最近では春のフォーラムにもお越し頂いた腱引きの小口先生の治療をDVDで観る機会があったのだが、戦場医学というだけあり、臨床のスピード、触診の正確さはとても勉強になる。 操体の臨床…

「臨床のおさめ」

昨日書いたことは臨床でも同じことが言える。 視診・触診・動診、それぞれ一つ一つをおさめていかなければならない。 治しぱなしの臨床では治るものも治らないし、施術する側も後味が悪い。 やはり臨床もお互いが「ありがとうございます」と素直に頭を下げら…

「おさめとコトバ」

みなさん、おはようございます。 一週間よろしくお願い致します。 小十郎君ごくろうさまでした。捨て猫であんなに小さかった小十郎君がブログを書けるほど大きくなったのも、彼の生きたいと いう強い意志と2人のご主人様の寛大な愛があったからだと思います…

なのかめ。

最初、シモン兄ちゃんはボクのことを「うるさいヤツ」だと思っていたみたいです。 今でもうるさいかな? 遊んでほしくて近くに行くとねこぱんちされることもあります。 今でもボクがたまに「遊んでよ~」って寄っていくと、「うるさいなぁ」って言われます。…

むいかめ。

おとーたまは「そうたい」ということを勉強しているそうです。 なんのことかな? おとーたまは空を指さして「からだのことと、あっちのことの勉強」っていいます。 あっちのことってなんだろう? ボクにはわかりません。 でも、おとーたまがずっと勉強してい…

いつかめ。

おとーたまはこの前、めがねを買いました。 「マツオカセイゴウ先生(猫好きの先生だそうです)みたいな、丸い縁か、ジョン・レノン・モデルみたいなのが似合う」とか、色々話を聞いて、新宿伊勢丹のメンズ館で買ったらしいです。 これはリーディング・グラ…

よっかめ。

こんにちは。 ボク、小さいころはとっても暴れん坊だったんです。走り回ってモノを割っておとーたまに叱られたりしました。 特におとーたまはガラスとかお皿が好きなので、割ったりすると困るから、って、ボクはケージに入れられてました。 そうすると、イラ…

みっかめ。

こんにちは。 ボク、小十郎です。 でも「チビちゃん」って呼ばれてます。お兄ちゃんが大猫なので、チビに見えるからです。 そして、ボクはニャーって鳴けません。 どうしてだろう。お兄ちゃんは「にゃ」とか「うにゃ」とか「にゃ~ん」って鳴いていますが、…

ふつかめ。

こんにちは。 シモン兄ちゃんは結構外に遊びにいくけど、ボクは外には出ません。っていうかこわいんだもん。 出たことないし。大きなおとがするし。 たまにおとーたまがボクを抱っこして外に連れて行ってくれるけど、こわいから 「やめて~」と あばれます。…

いちにちめ。

こんにちは。 ボクは、小十郎景綱ジョン・ランボーっていいます。 でも「チビちゃん」と呼ばれています。 8月でさんさいになります。おとーたまはミウラセンセイといいます。 シモン兄ちゃんと一緒に住んでいます。おねーちゃん(おとーたまの弟子らしい)…

おさめる。七日目。見おさめ

おさまるとかおさめるとか、似ているようでちょっと違います。 「豆腐」は箱に豆乳を入れて(納めて)作り「納豆」は豆を腐らせる(発酵させる)から、漢字的には逆だよね、という話を聞いたことがあります。 確かにそうだな、と思います。 「おさめ」という…

おさまる。六日目

あることがあり、 ポルトガルのリスボン云々という話になりました。 今現在、東京大学駒場の生産技術研究所で、月に何度か、東北の再生可能エネルギー関係のプロジェクトを手伝っています。このプロジェクトで微力ながら、東北復興のお手伝いをと。 よく、私…

おさまる。五日目。

あああ〜っ?? 思い出しかけてるけど何だっけ。 何だかひっかかって気になる〜っ!っていうとき、ありますよね。 以前からわたくし、何故か 「ぼんぼこつるりんぼんつるりん」という歌がアタマの中を走っておりまして、 「何だっけ??」と、アタマを捻って…

おさまる。四日目。

おさまると言えば。 これは何例も何例もみている実例である。 人が仰向けに寝ていると、なぜ猫は足の間に入ってきて寝るのか? なぜ、足の間にすっぽり収まるのか?私の友人宅にはお猫様が3匹いた。一匹は足の間。もう一匹は右腕、もう一匹は左腕で腕枕をす…

おさまる。三日目

「気」の話の続き。 5月の「実行委員勉強会」の際、「気が上がる」という話が出た。 半蔵氏曰く、一時「気が上がりすぎておかしくなる人が続出した」らしい。私も同じような話をきいたことがある。20年~15年程前の話だが、チャクラ(クンダリーニ)を目覚め…

おさめる。二日目。

GW中に、5日間の集中講座をやった。 そのうち最初の2日間は、フォーラム実行委員と現受講生のみの参加だった。 最初の2日間は三浦先生、後半3日間を私が担当という予定だったが、開講の前日にスケジュールを大幅に変えた。 20数年前に修業した医療気功(外気…