ここ数か月の間に、起こっている変化として、
自分以外の他者の存在について考える機会が増えた結果、回りまわって、今まで見えていなかった自分の一面を知り、それを踏まえながら先へ進む方向を向いている自分がいる。
これは自分のことだけを考えていたのでは、たぶん感じられなかった変化だと思っている。身体的にも精神的にも、自分の中だけの循環から、「環境」を含めての「循環」をより意識するようになり、その流れのなかで感じられてきたことのように思う。
そこで、いままで言葉になっていなかった考えや感情にも出会っている。これは良くも悪くも、ではあるかもしれないけれど、でも先週の瀧澤さんのブログ
で登場した言葉を借りれば、「以前よりも色んな自分がいてもいいなと思えるようになってきた。」である。
こういう変化が起こったこと、またそれを生かす方向で、目の前のことを転がしていこうと思えているのは、多分操体で学んでいる事の、その世界観の変化と決して無関係ではないと感じている。いままでの流れや循環の概念とはまったく違った世界を、いまの操体はみようとしているのではないだろうか。