東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3.おさめる その3

三つ目の意味:渡すべき金や物を受ける側に渡す。納入する。 何事にもお金はかかる。 ではどんなものにお金をかけるべきか?生活?遊び?趣味?不動産?いづれにしても自分自身の投資。 お金は死んでからは使えない。 生きているうちに有効活用したい。 自己…

2.おさめる その2

二つ目の意味:金や物などを受け取って自分のものにする。手に入れる。獲得する。 お金をいただくこと=悪というイメージがあるがトンでもない! 対価を頂いて初めて生活ができる。 うまい飯も食える。 好きな服も買える。 死んだ後にお金を持っていくことは…

1.おさめる その1

今週から「おさめる」をテーマにブログ始まります。 お題である「おさめる」にはいろんな意味があるようだ。 一つ目の意味:一定の範囲にきちんと入れる。収納する。決まったところにしまう。 私は整理整頓が好きで、必要なものがちゃんとそこに収まっていな…

7、俳優と役者

西田敏行さんが、インタビューに答えて、こう話されていた。 「我々の職業には、2種類のタイプがあるんですよ。 役を自分の中に取り込んでゆく人、これが俳優です。 それと、自分が役の中に入り込んでゆく人です。こちらは役者です。 前者の代表は、高倉 健…

6、男の一生

もちろん、異論はございましょうが、・・・ 「平八郎に、こうつたえてくれ。よいか・・・男というものは、それぞれの身分と暮しに応じ、物を食べ、眠り、かぐわしくもやわらかな女体を抱き・・・こうしたことが、とどこおりなく享受できうれば、それでよい。…

5、相承

祖述し、稽古を積む これが、日本的な伝承の形である。 教わり、練習する のではない。 無用な自我を手離し、自分が変わること である。

4、身の丈ほど

冷暖自知 一所懸命 身土不二 本来、「いま、ここ、にしかない自分のいのち」のはずが、少しおかしくなりつつある。 いつでも、どこでも 繋がります。 御利用できます。 駅前にあります。 聴けます。 見られます。 便利になったけれども、何かが歪められてい…

3、歴史

人は、経験智を積むごとに、 より良く生きるために人生の文脈を変える。事実は変わらないが、 自分の生きて来た日々の意義づけを変える。歴史は残り、過去は忘れ去られる。私の大切な人達の中で、歴史でありたい。

2、ハラワタからの言葉

鍼を施すと、からだからは色々な反応がある。その中でも「腹鳴(ふくめい)」を得ると、 私は、からだから「お前の意図は解ったよ。」とか 「うん、そこ、当たり。」と認めてもらっている様な感じがする。 うれしい。

1、人と人を繋ぐもの

「愛」というテーマは、私には難しすぎるので、 筆にまかせて、愛の形について述べてみたいと思います。1、人と人を繋ぐもの「信頼」と「尊敬」と「感謝」の気持ちの無い関係では、 一緒に仕事をしたくない。相手を思いやる事の出来る大人と、 人生を共にし…

「愛と神隠し7 〜手の平〜」

愛と神隠し7 〜手の平〜手の平は人間の生き方、思想を忠実に表わしている。それは一つの愛の結晶のようにも見える。昔、ある女優さんが手に触れた時のフィーリングで男性を選ぶというのを見たことがある。私もその女優さんが言っていることを少しは理解出来…

「愛と神隠し6 〜素直さ〜」

愛とは自分の知らない自分を素直に受け入れること。変化を恐れないこと。 知らないことを知る勇気、これも愛であり、素直に「はい」と言える言葉が愛を知る一歩となる。「ノー」、「いいえ」とば、言い訳であり、自己否定になる。否定に愛は存在しない。 言…

「愛と神隠し5 〜書くこと〜」

最近の私はメモを三つ持つようにしている。その内訳は ①どこでも閃いたことが書ける小さなメモ帳 ②それを清書するもの ③日記帳これも②と③は100円で買えるようなものではなく、伊藤屋に行き1000円位のノートに書くようにしている。それを日課として行うように…

「愛と神隠し4 〜意識〜」

いつか見たマザーテレサの言葉を思い出した。「愛の真逆は無関心」確かに家族、恋人、友達、子供、そして自分自身にしても意識が向けられなければ、愛は存在しない。 現代の子供達を見ていると、親の子供に対する関心が薄れているように思える。「もっと自分…

「愛と神隠し3 〜体〜」

人体にも神隠しが多く潜んでいる。なぜ病気になると体が歪むのか?なぜ多くの症状・疾患は体の奥深くに隠れるのか?なぜ本人の意識が行き届かない箇所に歪みが生じるのか?こういった多くの謎は神が人間に体を与えた意味、つまり神隠しにも繋がってくる。私…

「愛と神隠し2 〜学問〜」

愛とは神が人間に与えた永遠のテーマである。この世に生を授かり、あの世に旅立つまでに様々な人や物、職と出会い、学んでいく中で最終的に愛に繋がってくるのだと思う。三浦先生は私達に「学問しなさい」と言われる。学んでいることに問いかける。「これで…

「愛と神隠し〜愛の本質〜」

こんにちは。一週間よろしくお願い致します。今回のブログのテーマは「愛」。この壮大かつディープなテーマを与えられてから、毎日のように「愛とは何だろう?」と考えていた。35年間、生かされてきて、また操体の学びを得て少しずつではあるが、愛の本質が…

七日目。

操体と操体法は、 愛のキャッチングボールである。「愛」とは「調和」であり、調和の「総体」(そうたい)は 「快」である。快は拡張のリズムであり、不快は収縮のリズムであり、 生命の恒常性のバランスである。生命の力、とはこの波動である、 この波動は…

 六日目。唯物論と唯心論での愛のゆくえ

弁証法は、陰陽の起源について 矛盾であるという。矛盾とは、つまり「わからない」ということである。 陰陽未分の一なる存在は、わからないと・・・・。弁証法とは、唯物論のことである。 弁証法では愛は語れないってことなのか、 愛は矛盾に満ちていて、わ…

五日目。万華鏡

私の治療室には、いくつかの万華鏡がある。この万華鏡をみていると、人体(生体)の構造も、 その運動も光のリズムに感じる。リズムは変化であり、バランスである。 バランスとは動きである。 それは、愛ならんとする調和である。からだには、カガミがある。…

四日目。火鏡と水鏡

火と水は分離を示すものではなく、融合である。 一にして二、二にして一の、総合的親和である。上古代文明人は、この火と水をカミにたとえた。 神である。 もの、こと、なりの潜象(物理)を照らしている存在である。 水も火も、固体ー液体ー気体の三還元で…

三日目。あたりまえにうけとっていることが愛

今回は愛がテーマのようですが、 愛という言葉を使わずに、 それを表現することの大切さがあります。私はみんなが知っているように、 日誌をつけています。 ノート一冊分は一ヶ月ももちません。 日々、毎日あきもせづ、 自分と向かい合い、自身を書き続けて…

二日目。愛は言葉より重い

愛は言葉より重い。 口で言うほど、うすっぺらいものではない。 愛をアイという一言で表現できるだろうか。ゲーテにしても、アインシュタインにしても、 愛とは永遠の呪文だったのかもしれない。 愛とは干渉すればするほど、醒める。 神は愛である、と言う。…

「愛」について

愛とは、三性相のラセン運動である。 愛とは、生命現象の形状であり、バランスである 愛とは、変化であり動きでもある 愛とは、センスである。一人一人の人生である。生き方のタイである 愛とは、極限安定率の変化である。その変化とは、快の安定である 山も…

 七日目。 愛姫。

七日目になりました。私は日本史好きです。 特にやはり戦国時代、伊達政宗公崇拝のあまり 屋号に「TEI-ZAN」(政宗公の諡号、つまり 身分の高い人に死後送られるおくりな)とつけ、拾った猫に 「小十郎景綱」(政宗公の家臣。文武両道で知られる。 才能があ…

 六日目。死者への愛

ある医師がいた。 彼の妻は生まれた時から決まっていた 許嫁だった。 学生結婚し、医師は戦争中何度も戦地へ 軍医として赴き、 終戦を北朝鮮で迎えた。 3年間のシベリア抑留の後、 やっと日本に帰ってきた。 妻は息子と共に家を守っていた。医師は最新の西洋…

五日目。陰と陽

でも、人間は魂と肉体を持っている(二分化)されているので、 一つじゃわからない。というか 本来「愛」というものは「無償」なのだ。なので、魂にも肉体にもわかるよう裏と表 陰陽を作ったなので人間は精神的なもの(縦軸) 物質的なもの(横軸) 両方必要…

四日目。そもそも愛って

昨日3月3日はひな祭りでした。ひな祭りとは関係なく 昨日はコンサートに行って来ました。 師匠と実行委員の寺本君と一緒です。エンターテイメントの王者、 KISS です。師匠は三度目、寺本君は初体験★です。私は忘れました(笑)思えば「愛」の概念は、この…

 三日目。宇宙不変の法則

橋本敬三先生は「社会主義的弁証法よりも、陰陽弁証法のほうが優れている」 というようなことを書いていらっしゃいます。シベリア抑留中、いわゆる「アカ(社会主義)」思想を 叩き込まれるわけですが、その中で 陰と陽のある日本神話(例えばイザナギとイザ…

二日目 愛あればこそ。

突然ですが、 団十郎さん、勘三郎さんに続き 三津五郎さんまでお亡くなりになりました。 歌舞伎の名優がまた・・という感じです。合掌。私は生まれて初めて見た歌舞伎が 団十郎(当時はまた海老蔵)さんで、高校生の時 文化鑑賞に力を入れていた学校の課外授…