東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

〜舌は口ほどにものを言う?〜

おはようございます。今日は朝の習慣を少し。毎朝目覚めると、洗面所に行って、顔を洗うのですが その前にやることがあります。 それは「舌チェック」。舌はからだの状態を現します。東洋医学には 舌を診ることでその人の体質や、今のからだの状態を把握し、…

〜基本の置き所〜

今日から担当の瀧澤です。 一週間よろしくお願いします。香さんのブログからは春の香りが漂っていましたね。 季節の巡りは早いものですが、私の住んでいる地域にも 桜が咲き始め、三十二回目の春を謳歌しています。飲んで、食べて、騒いでのお花見からはだい…

学ぶ

今日も紫のモクレンに優しさを いただきます。からだが教えてくれること。 からだから学ぶこと。この学びに 真摯に、 そして謙虚に、 学び続けることができる、 問い続けることができる、 人間でありたいと 思います。その姿勢を続けることができたとき、 か…

学ぶ

ついついやさしい色の花に 目がいきます。 今日はモクレンにみとれてしまいました。 操体を学びはじめ、 からだで学ぶことに 同じ学びは無いと 感じています。介助や補助を繰り返し練習 していると、 同じ介助や補助であっても、 からだは新しい学びを 必ず…

学ぶ

桜の花が開きはじめ、より春の香りを感じます。 しとしとと降る雨も、春の香りです。 余計なことを考えずに学ぶ。 私が、学びの奥深さを経験することができたのは、 操体とのであいです。今までも、 学習はしてきました。 受動的な学びも、能動的な学びも あ…

学ぶ

菜の花の黄色と緑のコントラストが とても美しく、からだにうつります。 この景色も、かぜに香りをあたえてくれるのでしょう。 学ぶとは 学んだ後に、なぜ学ぶ必要があったのかを 知る事ができるものである と考えるようになると、 余計なことを考えなくなり…

学ぶ

なまあたたかい風は、とてもいい香りが するように感じます。これも春のイメージが そう感じさせるのでしょうか。 修業論 (光文社新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/07/17メディア: 新書この商品を含むブログ (32件) を見る 「修業論」…

学ぶ

春の夜風は、きもちを弾ませるように感じます。 植物たちの新芽パワーをからだ全身で受け取っているようです。 学びを通して感じることは、学びたいと思うことがある しあわせです。学びたいと思える今があることで、私という 存在が”豊かなとき”を得ている…

学ぶ 

今日から一週間担当いたします、香(こう)です。 よろしくお願いいたします。 東京も桜の開花がまもなくという季節になりました。 桜が咲くころは、多くの別れ、そしてあらたな出会いの 季節でもあります。別れによって導かれる2014年春、 大切にしたいと思…

神経症14

原始的な苦痛の底流には、生き延びようとする生命の要求が横たわっている。小さな子どもは両親を喜ばすために、やらなければならないことを行なう。あるクライエントはその点について語った。「私は自分自身から自分を取り除いてしまった。私は自分を殺した…

神経症13

原始的な感情は、深い井戸のようなものであり、我々はそこから感情を汲み出している。神経症は、いわばその井戸の蓋の役目をしている。それはほとんどあらゆる感情を抑圧する働きをする。それに、苦痛というのは言うまでもなく喜びまでも抑圧する。それだか…

神経症12

苦痛に対するクライエントの反応の仕方は我々療法家にとって非常に重要である。そこでこの苦痛における理解を深めるのに役に立つ調査研究を取り上げてみる。一定の原始感覚に対する「瞳の収縮と拡張」について調査したE・H・ヘスは、感覚が快の場合に瞳が拡…

神経症11

我々は本物の現象として生まれてくる。そして本物の現象であるためには、何の努力も必要としない。現実の自分のまわりに我々が築く殻は、フロイト学派の人ならばさしずめ「防衛機能」とでも呼ぶものであろう。フロイト学派では、防衛機能は人間に必要なもの…

神経症10

子どもたちの原始的な情景として、笑いものにされ、拒否され、無視され、恥ずかしめられ、駆り立てられることなど、無数の小さな経験、すなわち、小さな原始感覚的情景を経ている。そしてついにある日、子どもはこうした有害な出来事の一切が持っている意味…

神経症9

子どもというのは、いつも自分の両親に気に入られようとする試みをもっている。それはまさに闘いと言ってもよい。その闘いはまず両親との間にはじまり、その後、家庭の枠をこえ、世間一般に及んでいく。なぜなら、子どもらは奪い取られた要求をいく先々に持…

神経症8

日下が担当する今週のテーマは「神経症」、前回ブログの続き。 神経症においては自分の感情との断絶という精神の分裂を伴うことになるが、その分裂をもたらしているのは幼児期における、決して愛してもらえないという恐ろしいまでの孤独な絶望感である。たと…

p1*[岡村郁生(おかむら いくお)]Ⅶ.勇者を起こす盟友

<眠れる幽微と導きの機微> ソメイヨシノは「一種類のクローン」であり接ぎ木によって増やす。 DNA組み替えやクローンDNAに興味(恐怖)を持ち、心配する人は多いが 個人的には、DNA単種や、突然変異DNAの維持も非常に興味深い。例えば「バナナ」を食べ…

p1*[岡村郁生(おかむら いくお)Ⅵ、刻む時間との決別

<刻の応者のたたかい> 操体法は 特殊なターゲットを必要としていない 「○○病に効く操体法」の前に ”動診”がある感覚されている状態で 既に「快」は授けられている ”時間”の”識別”をしてみよう ”細胞”と”快話”をしてみよう あらゆる肉をそぎ取っても 丸ごと…

p1*[岡村郁生(おかむら いくお)]Ⅴ、縁と霊から言葉を発す

<神和の周縁 そして・・・> 人々に 様々な言い方はあっても一仮説である 要するに 方便である 地方で云う方言であるお金をかけずに愉しむ工夫なら 自然に学ぼう 食べること 遊ぶこと 着飾ること 読むこと 愉しんでいれば工夫となり ただ親和するまま ”人”…

p1*[岡村郁生(おかむら いくお)]Ⅳ.目覚めし竜族の愉悦

目覚めに教えられ書き留め、重力の面白さに気付く。 「例えば、下に引かれているときを自覚できるか? 重力とは、地球のコアが私達を含んで”全て”を牽引しているわ けだけれども、力んでいるせいで感じられない。 具合が悪くなると途端に”重くなる”に変わる…

p1*[岡村郁生(おかむら いくお)]Ⅲ、王に親和してこそ賢者

<親和の応に振るえる華> 想いとは、心の上に相と書き、それは”位相”のことであり学問を指す。 また意識と思考は、異なるが故に識別して、離すことも、親和もできる。 ウゴキ続けてこそ、生かすことも、居着くことで、殺すこともできる。 一歩進めば自分に…

p1*[岡村郁生(おかむら いくお)]Ⅱ.迷宮に入る悦び

<世告げの秘めと魔法の迷宮> http://www.tokyo-sotai.com/?page_id=644 夢は絵から立体へ 絵コンテから影像へと映る 生き返る気持ちのよさ(目覚め)に悦びつつ 日常を立ち上げるその前に語られる言葉 重ねるのは幻聴・幻視の迷宮か 体感し疑問を持つ「僕…

Ⅰ、ここにいる意味を味わっているか

<重なりし運命の大地>気ままに暮らす移動生活に 馴染めなかった そして 大地に収穫の喜びを知った人間達は 日々の農耕により 働くことを強制されたが 代償とも報酬といえる 甘き”実り”を得た その甘味で 更なる労働を受け入れていった狩猟や採取を「食」の…

えこひいきされる技術

日曜日の操体講習後、新宿伊勢丹8Fにあるサロンドシマジに三浦先生、畠山先生と行くようになった。 シマジさんとは元プレイボーイの編集長で最近、三浦先生がよく訪問しているのがここサロンドシマジだ。既にご存じの通りシマジさんがコルセットを付けていた…