東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「下手だから得られるもの」

幼少から書道、野球、サッカーと様々なことに取り組んできましたが、あえて上手い、下手どちらかに分類するならば下手な方だったと思います。 それは自分がやりたい、上手くなりたいと思っていること全てに共通していて、意外と上手く出来ることにはさほど興…

「ちょっと」を変える

先日開催された春季操体フォーラムの般若身経では7年間の学びの中で上手い人、下手な人のからだと意識の使い方を発表致しましたが、その中で私が一番伝えたかったことは日常の中にある「少し」を変えれば自分の生き方が大きく変わるということです。 日常生…

「器を磨く」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週からは三浦寛幸が担当致しますので、よろしくお願い致します。 今回のブログのテーマは「上手い、下手」についてです。 先日の三浦先生のブログでは「品性、品格を磨け。これがウマイ、ヘタである」と書かれて…

ヨチヨチ ハイハイ

赤ん坊は、いきなり立っては歩かない。 ヨチヨチ、ハイハイの過程を踏んで、立つのである。 手と足をつかう。ならば重心軸となりえるものが腕にもあるのではないか?と捉えていくこと(創造・発想)ができる。 創造・発想の展開は、ただ学んでいるだけの人と…

タメラウコトナク

“わかる”ってことは、 “かわる”ってこと。 つまり、“変化”することである。 変化することは、破壊することだ。 学問には、必ず、仮説を立てていくことが条件となる。 仮説のない学問は、存在しない。仮説のなかで、理論を展開していく。 その定義、定説のな…

スモール ステップ

ヨナ・コンプレックスとは、手を伸ばせば、夢に(夢が)届くのに 不安を覚え、躊躇してしまうこと。 どうすれば克服しうるのか。 恐怖を覚えないように少しずつ、変えていくこと。 これをスモールステップという。 2016年9月[ 新創生期操体法特別臨床講座](h…

シンノリカイ

信頼関係とは、まず自己との信頼関係を育てていくことだ。 自己との信頼関係をどう育てるか。 己をいつわらないこと ウソをつかないこと 自分に言い訳しないこと 言い訳をしてごまかさないこと 自己に対して危機管理をもつこと メメント・モリ である。 2016…

ソシキ

2016年9月[ 新創生期操体法特別臨床講座](http://www.sotai-miura.com/?page_id=1018) 開講! 「赤信号、みんなで渡れば、こわくない」と放言する人がいるが、 そういう人たちは、何かあっても、けっして、責任をとることはない。 「君子は和して同ぜず 小人…

トビラ

自分の感性の扉を開いておけ。 開いておかないと、自己判断ができない。 成長とは、自己判断の強化に他ならない。 組織はその上で、まとまっていけばいい。 組織のなかで、自分にしかできない持ち味を出す。 2016年9月[ 新創生期操体法特別臨床講座](http://…

イキトドク

今日から一週間担当します、三浦です。 よろしくお願いいたします。 〇〇バカになるな。 オールラウンドプレーヤーをめざせ。 品性、品格を磨け。これがウマイ、ヘタである。 人として、いきとどく、スベを磨け。 2016年9月[ 新創生期操体法特別臨床講座](ht…

結局、上手い下手って。。

今回、春の東京操体フォーラムのテーマは「上手い下手について」でした。 上手い下手というのは、実は「人間が持っているちから」を十分に発揮できるかできないか、ということでもあります。 そして、発揮するためには「コツ」があるということ。 そのコツ、…

全部上手くなくてもいい

全部上手くなくてもいいんです。何か得意なことがあれば。 でも、それが仕事や日常生活だったら「ちょっとは上手い」ほうがいいですよね。 前回の東京操体フォーラムでは、その「コツ」をちょっと披露しました。 世の中には、マルチな才能を持った人がいます…

上手い下手と好き嫌い

3タイプの「やり方」があるそうです。 一つは「正しい、正しくない」 もう一つは「トクするか、ソンするか」 もう一つは「好きか、嫌いか」 もうおわかりかと思うのですが、上手い下手と好き嫌い、というのはどうも「深い関係」があるようです。 正しい、正…

上手い写真の撮り方

私は数年前から写真を習っています。元々カメラは好きで、コンデジで撮っていたのですが、一眼レフのカメラを手にするのを躊躇していました。 それは何故か。 多分どっぷりハマるからだと分かっていたからです。 さて、2010年に初めてヨーロッパに行った時、…

パソコンが上手くなる?方法

先日不思議なことがありました。 iPadにアンテナをつけて地デジを見ているのですが、特定の人が触ると、音が出なくなることがあるんです。 私はその度に音を出す調整をやるんですが、ある時私が調整して、その人に渡したら音が出なくなり、その人がイラッと…

上手いほめ方(続き)

私が知っている人の中で、ほめるのが上手いと言えば、島地勝彦先生でしょう。 色々お話を伺う機会がありますが「ほめるの上手いな~」と思います。 島地先生のかつての部下の方もかいていらっしゃいます。 先生ご自身は、タクシーの運転手をほめてタクシー代…

上手いほめ方。

こんにちは。畠山裕美です 一週間よろしくお願い致します。 上手い下手、ということについて最近気がついたことを書いてみたいと思います。 先日のことです。東京操体フォーラム実行委員勉強会で、先のフォーラムについて、個人個人が意見を述べる機会があり…

習慣。

おはようございます。 環境に適応することが健康につながりますが、健康とは自分自身で創造していくものだと思います。創造とは新たにつくりだしていくという意味合いがありますが、まずは自然環境にからだとともに順応できるようにしていくべきであります。…

「生き方上手」という本より。

おはようございます。 今回のブログのテーマが「上手い下手」だと聞いた時、まず思い浮かんだのが「生き方上手」という言葉でした。 この生き方上手という言葉から、誰もが思い浮かべるのが、医師の日野原重明先生の書いた「生き方上手」という本のタイトル…

その感覚は財産。

おはようございます。 何事も動作一般に言えることですが、からだ全体で合目的な使い方ができれば能率が良く、見栄えも良く、心も晴れ晴れしてくるものです。 からだを動かす事は、生きていく上での最小限必須条件であり、その使い方にも責任があるのです。…

感覚を取り入れましょうよ。

おはようございます。 昨日ちょっと書きましたが、これだけ練習を続けてきたのだから、という裏打ちを自信にしている人は多いと思います。しかし、量を積み重ねるだけでは自己満足は得られても、上手いにはつながらないと思います。 量より質という事は重要…

自信。

おはようございます。 昨日の最後に、自己本質の善美を信じ、という言葉を使いましたが、これは橋本敬三先生の文章の中の言葉を引用させていただいたものです。文章ですから、この言葉の前もあり後もあり、文節として以下の様になっています。 【 自分の失敗…

資本に見立てて。

おはようございます。 からだが資本という言葉をよく聞きます。怪我をしていたり、からだになんらかの不調を抱えていては何事も上手くいかないということは、誰でも周知の事柄です。資本となるものは大切にしなくてはならないですね。 資本を活動の元になる…

聴き上手。

こんにちは。 今週のブログは友松が担当いたします。 一週間どうぞよろしくお願いいたします。 今回のテーマは「上手い下手について」ということですが、このテーマは春の東京操体フォーラムのテーマでもありました。 春の東京操体フォーラムといえば、先週…

継続

ある捉え方を知ってから 自分の「下手」を 素直に見つめていくことに 興味をもてるようになった。 ある能楽師の名人が書き残した藝談のはなし。 生まれもっての「美声」や 若い頃から「器用にできすぎること」 に対して 「深く注意すべきこと」として 眼差し…

質問

「上手い下手」に 大きく関わる要因として 「誰の傍にいるか」 というのは外せない。 その道の「プロ」から学ぶ といっても 並のプロと 一流のプロとでは 大違い、ということがある。 並のプロを前にして その姿を見ていると 「〜よりも上手い、下手」という…

練習

以前、月に一度 龍笛という日本の伝統楽器を とある先生に習っていたことがある。 「大きな音で練習する場所がない。」 「時間がない。」 「他にやらなければいけないことがある。」 色々な理由を 自分自身へのいいわけにして ほとんど練習をしないで 稽古に…

謙虚

どこまでいっても 自分のやっていることに 妥協しない人がいる。 どんなに 他人から褒められようが 他人が認めようが その「先」があることが見えている。 ジャンルをこえて 名人・達人の文章には 何とも言えない 「謙虚さ」が漂う。 「これでいいや」 で終…

指導

自分では「上手くいったかな」 と思っていても 分かる人からみれば 「まだまだだな」 という風にみえる。 分かる人はその相手を前にして 何故「まだまだ」なのか。 分かっていても 敢えてその可能性について 伝えないこともある。 伝えないことの理由は色々…

世界

何事においても言えることだが 自分が見ている世界 自分に見えている世界 というのは本当に狭い。 それが「狭い世界」であることを 生きているうちに気付くことなく 「あっち」に逝ってしまうこともあるだろう。 気をつけているようでいても そういうことは…