東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

流行と不易

どちらがメイン・サブ?

シンコペーション、エッシャーの絵

どちらが図と地?

コインの裏表、

※実行委員ブログ、テーマは引き続き「うらおもて」です。 コインの裏表、リバーシブルジャンパーの裏表 どちらが裏で、どちらが表か デュアルスタンダード

「うらとおもて7 ~共に生きるもう一人の人格者~

本日で最終日になりますが、最近は人体における裏と呼ばれる部位に注目しています。 例えば手掌や足の裏と呼ばれる部位。 これらには臨床における重要なヒントが隠されているようにみえます。 筋肉の圧通膏血だけでなく皮膚の柔軟性や色、体温を診るだけでも…

「うらとおもて6 ~生かしてくれているものの変化を診る~

昨日のブログの補足になりますが、操体の臨床における施術者が見るべき患者の変化は動きと呼吸、そして意識と感覚です。 この4つの変化が同時相関相補し合う関係にあり、ひとつの変化すれば他の3つも時間の経過と共に変化するという捉え方です。 これらは…

「うらとおもて5 ~からだからのメッセージ~

先日、長年操体の臨床を受けている知人に施術をしました。 彼女は臨床の後にこんなことを言っていました。 「最初(当時)は足を揉んでもらっても、首に触れられても、何をしているのか分からなかった」 「でもいつか電車の中で少しの時間手を揉んでもらった…

「うらとおもて4 ~痛みからのメッセージ~

臨床の世界に足を踏み入れてから「痛み」というものは一体何なのかをずっと問いかけています。 最近の臨床でも痛みはからだの様々な情報を被験者と操者に教えてくれることを実感しました。 そのわかったこととは 痛みとはからだの意志から発せられるものであ…

「うらとおもて3 ~背面から見るからだの動き~

操体の講習では実技、そしてからだを背面から見ることが多かったように思います。 現在になって考えてみると、背面からの世界は人がどのようにからだと向き合っているのかを教えてくれるということも理由のひとつであったように感じています。 いつもブログ…

「うらとおもて2 ~からだの意志と意識~

日々からだと向き合っているとからだにも意志と意識があるように感じています。 例えば「歩く」という動作を細分化してみる。 左足を一歩を踏み出すという自分の意識と同時に右足の踵は自ずと浮く。 そして両膝の裏筋が自ずと緩む。 そんなことをいちいち本…

「うらとおもて1 ~からだからのメッセージを受け取るために~

三浦先生、一週間ありがとうございました。 本日から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。 今回のテーマは「うらおもて」となります。 先日臨床の中で疑問に思ったことがあります。 からだの「表と裏」ではなぜ筋肉や皮膚の厚み、そして表情が異な…

裏表(7)

ふっ飛ぶくらいなら、ぶっ飛んでみろ ふてぶてしくぶっ飛んでみる www.sotai-miura.com

裏表(6)

油断するなよ 己れの生き方に足元をすくわれるからネ! www.sotai-miura.com

裏表(5)

手足を診ると言っても 手背と手掌は似て非なるもの 足背と足底も似て非なるもの 全く背景が異なる 表だけ診て、診たと言うな 裏だけ診て、診たと言うものではない ひっくり返して診ることだ www.sotai-miura.com

裏表(4)

学びとは人生の「シバリ」を抜いていくことである www.sotai-miura.com

裏表(3)

なぜ 睡眠が必要なのか 身心ともに「ふやけ」させないことである www.sotai-miura.com

裏表(2)

日誌をつけることとは 人生の余白をつくり愉しむこと 自分との間をはかること www.sotai-miura.com

裏表(1)

人生とは、日々一日一日との再会である。 www.sotai-miura.com

うらとおもて(7)

裏表、という言葉から、陰陽のマークを思い出しました。 易も「陰陽」の二つのシンボルですが(横棒と、間に切れ目が入った横棒)、 「陽極まれば陰となり、陰極まれば陽になる」という言葉のように、強い陽、老陽(乾)が出ると陰(坤)に変爻します。 また…

裏表(6)

文字について調べる場合、まず辞書や語源を調べることがありますが、私の場合「英語でなんて言うんだろう」と、よく考えます。 「裏表」も調べてみると、 front and back えっ、前と後ろ? タロットは「正位置」「逆位置」がありますが、 英語だと upright …

裏表(5)

こっちが表、あっちが裏って、どうやって誰が決めたんだろうって思いませんか? お腹が裏で背中が表じゃないかとか、アタマはやっぱり顔面が表なのか?とか 解剖学的に決まっているところはあるのでしょうか、真面目に考えてみると 「どっちだろう?」と思う…

表裏(4)

先月、お寺に修行に行ってきました。 朝ごはんに納豆が出ました。 納豆を食べたあとのお茶碗、洗うの大変ですよね。 うちには食洗機などありませんので、スポンジでごしごしやるしかありません。 お行儀が悪いとは思うのですが、納豆を食べる時は、納豆の容…

裏卦(3)りか

私が本格的に易を学び始めて15年くらいになります。 易を勉強しようと思ったきっかけは、橋本敬三先生が桜沢如一氏(マクロビオティック提唱者)の易に関する事を書いていたからです。 「無双原理・易」は、操体を学ぶ者であれば、一般教養として読んでおき…

裏表(二日目)光と影 表と裏

" data-en-clipboard="true">すみません。初日からなんだかぶっ飛ばしてしまいましたが、確かに「裏表のあるぶりっこ女」には、迷惑かけられた記憶が一気に甦ってきまして(笑) " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">二日目に参りましょ…

裏表(初日)

" data-en-clipboard="true">友松さん、1週間ありがとうございました。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">こんにちは。畠山裕美です。1週間よろしくお願い致します。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">「どう…

テーマ「うらおもて」・・・7

おはようございます。 裏と表の二面性、それは白か黒かというような、どちらが良くてどちらが悪いとか、どちらが正しくて、どちらが正しくない、というような二面性ではないと思う。 どちらも双方が良いのであり、環境や状況に合わせてどちらかが表立った活…

テーマ「うらおもて」・・・6

おはようございます。 「ウラかオモテか」と選択を迫られると、白か黒かというような相対するような発想になりやすいと思う。 白か黒かということでいえば、師匠が黒と言ったら白いものでも黒になるというのが思い浮かぶ。 これは一見、師匠が無理強いをして…

テーマ「うらおもて」・・・5

おはようございます。 私たちの身体は、60~70兆個の細胞から成り立っているという。 その細胞一つ一つも、細かく突き詰めていけば、その成分は分子の集合体であり、ここまでくると生物と非生物の区別もなくなってくる。 そして、分子は原子から成ってい…

テーマ「うらおもて」・・・4

おはようございます。 唯物論的な考え方が優位であれば、私たちの身体も単なる肉体になり下がってしまう。 その肉体は、60~70兆個の細胞から成り立っている。 あまりの数ゆえ、この事実は漠然とした数字として受け止めがちである。 しかし、改めて考え…

テーマ「うらおもて」・・・3

おはようございます。 今回のテーマは「うらおもて」ですが、このテーマをはじめに聞いた時に脳裏に浮かんだのが、橋本敬三先生の唯心的な生命観、世界観でした。 この独特な生命観、世界観は、三浦寛先生が修行時代に、折に触れてよく話されていた事なのだ…

テーマ「うらおもて」・・・2

おはようございます。 お正月にあたり、誰もが年神様を快く迎え入れている事と思います。 暮らしの様式が変わり、昔のような風習が見られなくなっても、お正月や年神様を祝う気持ちは変わっていないのではと思います。 正月を祝う気持ちがあれば、年神様は一…