2022-01-01から1年間の記事一覧
おはようございます。 先月までは青く見えていた浅間山も、暦が進んで霜の降りる時季になれば白くなり、青い空のなかで一際その存在感をはなっています。浅間山(wikipedia) 傍で、ぽつんと浮かぶ白い雲はご愛敬。 まわりの低山も少しづつ紅葉が始まり、素晴…
おはようございます。 ふと、遠くを眺めれば、そこに山々があった。 遠くの山々は高く青く、空の青とも上手く調和しながら、その輪郭は何か神々しさがあるようにも感じられる。 遠くの山が青く見えるのは、空気と光が関係しているという。 山との距離が遠く…
おはようございます。 実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。どうぞ、よろしくお願い致します。 今回のテーマは「山」ということでリレーしております。 私の住むところは、関東平野の端の方に位置していまして、四方を眺めれば必ず大なり小な…
一日が始まる前の時間。 夜が深く更けていって、いつのまにか朝へと変化していく グラデーションの時間。 そういう時間に目が覚めていて、外に出て、その間のときをあじわう機会は そんなに多くはないけれど。 静けさの中、キリっと澄んだ空気を感じ、 今日…
人から感じる第一印象というのは、「なんとなく」の世界ではあるけれど、 ある意味で的を得ているときがあるものだ。もちろん外れることもあるが。。 そのなんとなく感じる印象のなかに、 「あ、この人、『山登りのひと』かもな」というのがある。 「山登り…
目にはいるところに「時計」のない場所では、 いまが何時なのか、考えることも忘れてしまう。 日の光の変化と生きものの「こえ」に包まれ、 皮膚は空間をただただ味わっている。 光を、闇を、 ひびきを、 あじわっている。 普段明るすぎて見えなくなっている…
昨日に引き続き、山登りを通して不思議に感じていること。 その一つに、アウトプットのことがある。 山を登っているときは、全身をつかう。 そして、登山と下山の道中で何時間も歩き続ける。 からだの方は疲れたりするけれども、休み休みしながら何かトラブ…
少ない山登りの経験のなかで、不思議に感じていることがいくつかある。 その一つに、インプットのことがある。 山中で湧き水の恩恵にあずかる。 登山の小休止に、板チョコをひとかけら口にする。 また腰を落ち着けて、一人用のバーナーを取り出して湯を沸か…
学生時代、探検部に所属し訪れ登った山のなかで、新潟県の巻機山(まきはたやま)のことが時たまふっと思い出されることがある。日本百名山の一つでもある。 冬の巻機山でかつて命を落とされた先輩の慰霊を目的に、部員全員で年に一度この山に登ることが部の…
瀧澤さん、一週間の澄みきった投稿ありがとうございました。 呼吸がからだに入ってきました。 本日からはテーマ「山」を引き継いで寺本が担当します。 よろしくお願い致します。 大学時代、探検部に所属していたけれど、もっぱら川下りに時間を費やしていた…
人間は、動物にもなれる。植物にもなれる。細かな粒子になって、宇宙にもなれる。なったら、また戻ってくればいい。トイレで出して、布団で眠る。地球で生かされている軸があるんだから。そんなふうに感じられる空気がある。それをいただいているからだがあ…
木々の間から光が射している。木々の間から風がとおり抜ける。メッセージとして受け取れるからだがある。光や風の素をいただいている。その瞬間はそれだけでいい。空気とからだのリズム。そう、「息」の循環だったね。
平地では、虫の声が足下から届いてくる。山道を上がっていくと、鳥の声が頭上から届いてくる。時折風が吹くと、葉と葉が重なる音だけになる瞬間が訪れる。それは音というより、山のリズムのようにも感じられるんだ。空気が伝えてくれる山のリズムに触れてい…
すっと、しゃがんだら、ツンと、鼻の奥に届いたよ。ひんやりと湿った空気の匂い。足下に広がる生命の匂い。共に生きていることを再確認する。空気を吸い込む「息」は、生命をいただいている。
見上げると、ひかり、あお、みどり、そして、空気とからだ、あとは「息」のリズム。生命のリズム。
空気がからだに入ってくるね。それを吸気っていうんだよ。空気がからだから抜けていくね。それを呼気っていうんだよ。入ったり、抜けたり、繰り返しているね。それを呼吸っていうんだよ。空気とからだのリズムなんだね。「息」という循環なんだよ。
言葉の「おく」から届いてくる。 届いてくるのは、循環のイメージ。感覚現象を共有できると嬉しくなる。岡村さん、一週間ありがとうございます。山に入ると空気が変わる。山のリズムで呼吸が変わる。それは空気が伝えてくれるメッセージ。その変化を味わいな…
空を見上げると海を感じ、地面を見つめていると山を感じる。 空の先、宇宙はいつも、円環を成して働いている。 円環に従ってあらゆるものは、丸くなっていくのだろう。 そのような傾向はきっとある。 循環から生まれ、その力が絶たれない限り、生命は栄えて…
アスファルトではなく、絨毯でもなく、土の上を歩いている。 地面は、命でできている。 海も山も、凹凸のある形状で同じ。 そこに水や海水が流れているかどうかの違い。 凹凸のある地面、土の上に素足、ただ裸足でいれば感じられること。 寂しい気持ちになっ…
人間にとって、生命にとって、空気は貴重だ。 それは、万物が同じ空気の息吹を分かち合うからだろう。 動物も、植物も、人間も皆が同じ空気を共有していられる。 山の中に包まれると、それを大きく味わえるし、感じ取れる。 山にある湖水面には、吹き抜けて…
私の住んでいる神奈川県の山奥にはダムがある。 そのダムを見に行くのが好きだ。 そのダムの底は、数十年前まで普通の人達が暮らしていた村だ。 村一帯は、ダムを作るために水の中に埋まってしまっている。 道路は途中でダムの一部になり、水しぶきをあげて…
ふいに思いつき行動できる有り難み。街を出て数時間走る場所。 遠くから近くなる山の麓につき、身支度を整え、登り始める。 山の山頂をめざし、地を踏み締め、カッパをきて、雨に打たれ、 その勢いとその激しさと、皮膚の感触を味わう。 何も考えられなくな…
オートバイで山に出かけ、テントを張り、できるだけ人がいないような 場所を見つけ、ただ静かに座っていると「皮膚」の感受性は高まります。 今は頻繁に行けませんが、以前はそれ自体が自分の生き方のようにさえ 感じる瞬間も多く、「ゆるキャン」ブームの前…
石田さんに続いて「山」をテーマにブログを担当します。 どうぞ、一週間のお付き合いよろしくお願いします。 前回のテーマ「海」と今回の「山」を例に取ってみても、 自然界は繋がっています。 すべての中に繋がりを感じ、「山」に行けば、繋がりの 働きかけ…
ただひたすら登り続けていれば、全ての山頂に手が届く ある登山家の言葉 操体という哲学は終わりなき旅です ひたすら登り続けて行きます 一週間お付き合いいただきありがとうございました 来週からは岡村さんが引継ぎます どうぞよろしくお願いいたします 20…
なぜならそこに山があるからだ 英語にするとBecause it’s there. イギリスの登山家、ジョージ・マロリーの名言です 操体という哲学もそこにあるものを 探していく旅だと思います 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum (フォーラム案内) 2022…
氷山の一角 全体のほんの一部分であることのたとえ 痛さの原因が何なのか? 本当の原因を知らないと問題解決になりません 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum (フォーラム案内) 2022年秋季プログラム | 2022年秋季東京操体フォーラム | Tok…
海千山千 物事の裏も表も知り尽くすほど様々な経験をしたことで、 悪い知恵が働くようになることそうなってしまうとからだから歪んできます 知ることは大切ですが知ったからといって 素直にならなければからだは喜びません 2022年秋季東京操体フォーラム | T…
鹿を逐う者は山を見ず 利益をを追っている者、一つのことに夢中になっている者は 他を顧みるゆとりがなくなることのたとえ ゆとりがなくなると自身のからだにも無頓着になります からだの声は常に聞いておきたいですね 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo…
後は野となれ山となれ 目先のことさえ解決できれば、 後はどうなってもかまわないというたとえ でもからだは正直なので目先のことだけ解決していると あとでしっぺ返しがきます 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum (フォーラム案内) 2022年…