東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

なにげない日常3

足の裏を意識して観察するようになり、 全く気づくことのなかった変化を知る体験をしました。 足の裏がととのうと、からだ全体もととのうという教えをようやく受け取れたように思います。

なにげない日常2

からだが軽いと感じる時、こころも軽くなったように感じます。 この時のからだの状態を1日1日継続する生活習慣を一つ一つ実践し、 繰り返すことに豊かさを感じていきたいと思います。

なにげない日常

冬は乾燥で皮膚のひび割れ、荒れがおきやすくなります。 クリームなどで手入れしキメが整うと、痛みを感じなくなります。 当たり前のようですが、普段、痛みを感じない状態にある皮膚の凄さに気づかされます。 そして回復していく力の高さにも気づきます。

思い出

テーマ「ととのう」を考えた時、小学生の頃を思い出しました。小学生の頃、入学式や卒業式などの式典にあわせて、起立や礼をするタイミングがバラバラにならず、揃っていてきれいにみえるように練習した記憶です。今の小学校でもこのような練習をしているの…

観察した現実

睡眠の大切さは、家庭でのしつけや学校教育で、何気なく教えられてきたように思います。健康について調べると睡眠のことは必ず書いてある当たり前のこととして、私は捉えていました。しかし、実際になぜ大切なのか、自分ごととして観察してみると、はじめて…

味噌汁の味

今日から香が担当します。よろしくお願いします。 昼食で時々行くお店で、味噌汁を一口飲むと、「おいしい」をいつも感じます。具材はとてもシンプルなのですが、ほっとします。何度行っても、落ち着く場所だとかんじます。 過ごした時間が同じ1時間であっ…

からだと心をつなぐ調息

「調身・調息・調心」 というものがそれぞれ直接、あるいは間接に繋がっているということは初日から述べてきた。 そして、肉体と精神の間にあり、その両者をつないでいるのが神経系であることもすでに述べた。 この神経組織は精神により密接な繋がりをもって…

心身一体論③

心身一体論が、心からからだへ、からだから心へとなされる伝導と影響がどのようになされるのかということは昨日、記述したとおりである。 こういった心とからだの相互交渉の中で特に関係が深いのが深層心理と、間脳と、自律神経と、内分泌である。 心とから…

心身一体論②

心身一体という理論を、心とからだという通常は大ざっぱに考えられているこの二つの結びつきは、実を云うと非常に複雑微妙な構造をもっている。 そのような心とからだの構造の中には、心ともからだとも云えない部分がいくつもある。 俗に心とからだという両…

心身一体論➀

昨日まで、ととのう(調う)ということを心とからだの調和という内容で話を進めてきたが、本当のことを言うと、心とからだという二つのものに分けることがそもそも間違いなのである。 心とからだは元来一体であって、これを二つに分けるのは、我々がものごと…

自律神経の調和

自律神経は、内臓の働き、血液、リンパ液の循環、ホルモンや酵素の分泌などを司るものであり、まさに生命の根本といえるものだ。 自律神経には、交感神経と副交感神経の二種類があり、この二つがバランスよく興奮することでからだの営みは調ってくる。 また…

緊張感と快適感覚

操体の動診・操法には 「緊張感」 と 「快適感覚」 の調和が存在している。 そして、動診・操法の生命は快適感覚の方にあるので、緊張感は快適感覚の補助といえる。 操体がほかの整体と違って健康療法として段違いの効果を発揮する理由は主としてここにある…

からだの調子と調和

今回は 「ととのう」 というテーマになっている。 「からだを操る療法」 として 「操体」 という側面から見た 「ととのう」 という言葉は、整体や整形外科の文字に使う 「整う(ととのう)」 と表示するものと思いがちだが、実は 「カラダの調子」 とか 「コ…

アイム、カミングその⑦

最終日です、よろしくおねがいします。 (続き) 熱がないかどうか調べるとき、体温は何度か腋窩で熱を測ります。 体温は37℃(日本では36.5℃)が現時点での世界基準体温ですよね。 これは、ドイツの医師カール・ブンダーリッヒ氏により、19世紀 に何万人もの体…

アイム、カミングその⑥

六日目です、よろしくお願いします。 (続き) 交感神経も副交感神経も、どちらかが完全に休んでいる状態は、あり ませんから、シーソのが如きバランス現象なのです。 その状態を「ととのう」という状態で感じているのは、本人です。 「調える」環境において…

アイム、カミングその⑤

五日目です、よろしくお願いします。 (続き) 特に手段や方法はいくらでもあるので、サウナに限りません。 皮膚に晒す環境を変えることで、交感神経優位から、副交感神経優位 に切り替える方法、内部環境のききわけの一つが温冷交代浴なのです。 ただ一回の…

アイム、カミングその④

四日目、よろしくお願いします。 (続き) ストレッサーとは、いわば妄想による苦しみでもあります。 そして、交感神経優位での不完全燃焼状態は、疲弊しますよね。 だからこそ副交感神経優位に切り替え、循環させることができる なら、完全燃焼に近い状態を…

アイム、カミングその③

三日目です、よろしくお願いします。 初日に書いたように、「ととのう」という言葉でサウナ愛好家たちは ある瞬間を示し使っているんです、その感覚を理解できるかどうか、 そのあたりはなかなか面白いんですよ。 漢字で書くと「調う」と「調う」これについ…

アイム、カミングその②

2日目です、よろしくお願いします。 昨日は「ととのう」という言葉が、サウナ愛好家の内で流行中という こと、そして日本にも、1,300年の歴史がある「かまぶろ(釜風呂)」 というものがあるんですよ、という話でした。 ところで、「ととのう」を辞書で調べ…

アイム、カミングその①

皆さま、お早うございます。 これからの一週間東京操体フォーラムブログを担当する、寒さには 弱いけれど、極寒で雪は大好きな岡村郁生です。宜しくどうぞ。 さて今回のテーマは、「ととのう」です。 そこで、まずは「ととのう」で検索してみてください、サ…

ととのう その7

朝起きてシャワーを浴びてコーヒーを飲む。 朝のうちに仕事のメールをチェックして仕事に出かける。 毎日のルーティンが生活のリズムを作っている。 いつもの行動が少しでも違うと何か違和感がある。 ワクワクすることは毎日ないが一定のリズムを保っている…

ととのう その6

最近はPCの中のメールや書類、プレゼンなども整理しています。 情報量が多すぎる世の中。 PCの中も結構要らないものがたくさん存在しています。 まだこれも取っておこうかな?って思っているものはなるべく廃棄するようにしています。 結局使わないことが多…

ととのう その5

知人がTOEIC(ビジネスの場や日常生活での会話や文章でのやりとりといった英語能力を測るテスト)で私よりもよい点数を取っていた。 その方は私よりも英語は喋れないのにどのように点数を稼いだかを聞いた。 TOEIC対策用のアプリを使用していたことがわかり…

ととのう その4

普段の仕事の1週間の内、1日は予備を作っておく。 何だか詰め込み過ぎるとゆっくり考える時間がなくなり、 気持ちのととのえることもできない。 今日は無理と思ったら一度コーヒーでも飲んでゆっくりすることにしている。

ととのう その3

何か問題があったり困ったりしたことがあったらなるべくメモを取るようにしている。 最近はスマートフォンにメモを記入しておく人が多いが、 私はなるべく紙に書いて字に残しておく。 不満があったり愚痴ったりするときにもノートにメモを書く。 読み返して…

ととのう その2

整理整頓は癖ですぐに行ってしまう。 周りがキレイに片付いていると非常に気持ちがいい。 飲食店のトイレでも気が付いたら掃除をしてしまう。 私の周りの空間には片付いていることが非常に心地よい。

ととのう その1

今週からブログのテーマが「ととのう」に変わります。 1週間お付き合いよろしくお願い致します。 ととのうというとシンメトリー(対称性)にした方が良さそうな気がします。アシンメトリー(非対称性)だと何だがバランスが取れていないような気がします。 …

自学

小学校5年生の時に、授業で与えられた「自学ノート」(何でも良いから、自分の興味を持ったテーマについて研究し、ノートにまとめる)の課題を、中学生になっても高校生になっても自主的に続けている少年のドキュメント(NHKスペシャル 2019.11.3…

操体的な『かんばるな』とは  6

植物系で生産するエネルギー量を 動物系がそれを越えて消費しない様に 自分を大事に おからだ大切に

操体的な『かんばるな』とは  5

操者の がんばらない 「治すことまで関与するな 治しは、からだがつける」(橋本橋三)