最近、体調を崩し入院なさる身近な方が多く、季節の変わり目は過ごしずらいようです。花粉もたくさん翔んでいます。みなさまご自愛を!
今日もよろしくお願いします。
「恋愛は、性はもちろん、生まれも育ちも価値観も異なる一組の男女が、愛し結ばれていく過程である」と渡辺淳一さんはおっしゃいます。
経験豊富な渡辺さんは女性の変化をこう表現しておられます。
*女性は、性においてきわめて複雑な矛盾に満ちた生きものです。
*女性は愛の初期においては、きわめて精神的で純粋です。生々しい肉体関係より、精神的愛を求めそれをよしとします。
*体験を重ねるうちに、女性は次第に悦びに目覚め、性的に貪欲になるのです。
*女性の躰は年齢と体験によって変わっていくのです。
*女性の快感ポイントは広くて多彩すべて性感帯となります。ただし条件があって、相手の男性が好きで心を許していること、さらにその男性が愛の言葉とともに優しく接してくれるという二点が必要です。
*女性のセックスにおける快感は、心から愛する人と接したときのみ生じるきわめて精神的なものといっていいでしょう。
*女性のセックスは未来へのスタートです。
一方、男性に関する描写はとても少ないのです。
*男は女に情念の翳りを求める。
*男は女の身体に興奮し欲情する。
*男は相手をそれほど選ばない。
*男性の快感はきわめて短く瞬間的。射精は一瞬の悦びであるとともに死のイメージに近い終末感とつながっている。
そして男女が結び付くとこうなります。
*男と女のあいだには性的なタイムラグがある。
*男の異常なまでの女性への性的欲望に女性は強引に性に目覚めさせられひきずられさらにセックスを重ねるうちに女性は悦びを覚える。
*男も女もともに激しく悦びを感じうるセックスを楽しめたら二人の結びつきはさらに強く確かなものになるだろう。
*お互いにかけがえのないパートナーである。
性に関するこんな考え方感じ方はいかがでしょうか?渡辺淳一さんはそんなに若くないので、若者たちはどう思われるか興味深い思いがします。
今日はこの辺で!
ありがとうございました。
鵜原増満