2020年の大晦日を迎えました。来年の皆様のご盛運をお祈りつつはじめます。
すごく昔のお話です。
私がある操体の講習に参加していた時の話です(操体法東京研究会以前)。
受講生の中に独特の表現をする年配の女性がいました。
講習の際、モデルになると、
「あ~ん、う~ん」とかいいながら表現するのです。
当時はまだ楽と快の区別が曖昧時代の私でしたが、いや、この操法でそういう反応する??みたいな。
例えば仰臥位で起床時に伸びをするような感じのポーズです(くねくねと言ったら良いかもしれません)。
猫がくねくねするのはカワイイですが・・・・・・
「あ、あ~ん」とか「う、う~ん」の連続です(想像しなくていいです。あ?想像しましたね??)。
はたからみていて、いわゆる「あえぎ声」(すいません)を発しているようにも聞こえ、ちょっと赤面したくなるような。
私はその場にいてかなり恥ずかしかった記憶があります。
「人前で、そんな声出しちゃっていいんですか??」「そういう姿態を曝していいんですか」みたいな。
注)この話は、すごく昔の話です。今は、私も修行を積んだので、これくらいでは驚きません。人には、色々表現の仕方がありますからね!
そして極まると、その人は、鼻の下がぐーんと伸びるのです。
ちょっと白目をむいたりします。
ちょっと白目をむいたりします。
何度か見ているうちに、私にはその人の表情が、オランウータンに見えてきました。
オランウータンに見えてくると、だんだん平気になってきました。
慣れたのかもしれません。
講師の先生(男性)も、他の受講生(男性)も、全く普通にしていましたが、気にならなかったのか、気にならないフリをしていたのかはナゾに包まれたままですが、多分気にしないフリをしていたのではないかと思います。
当時、クラス修了後、一緒に受講していた女子に聞いてみたら「あれはかなりまずいのではないか、そして以下自粛」と言っていました。
「私だけじゃなかった」と少しほっとしました。
今年はこれで失礼致します。
皆様、よいお年をお迎え下さい。