東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「からだの中心で愛を叫ぶ」

小学生の皆さんは夏休みの宿題は進んでいるでしょうか

とは言っても、この東京操体フォーラム実行委員リレーブログを

読んでいる小学生の子は恐らくいないとは思いますが、

長いはずの夏休みももう折り返し地点になってしまっています。


恥ずかしながら、私の小学生時代を思い返すと

夏休みは朝から晩まで遊びほうけてしまって

夏休みも架橋に入った八月の後半になってやっと

青ざめた顔をしながら宿題に手を付けていました。

何事も事前に計画を立ててやっておかないと

後で大変な目にあうと云う事を

毎年この時期になると身を以て体験していました。

(しかし、残念な事に毎年同じ事を繰り返してしまっている。)


私も久しぶりに読書感想文でも書いてみましょうと、

みんなが幸せになる。『オ・オポノポノ』と云う本を読んでみました。

ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方

ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方

この本で取り上げられている「オ・オポノポノ」とは、

古くからハワイで行われていた伝統的な問題解決法で

全ての問題は、自分自身の過去の記憶に問題がある。

と云う大層思いっきりの良い考え方をしています。

これを私たち治療家目線で説明してみると、

ひとりの患者が腰痛で来院されたとします。

この患者は「腰が痛いので腰を診てくれ」と当然言います。

しかし、この患者が腰痛を患って、自分の元へやって来たのは

自分の過去の記憶のどこかに、この患者の腰痛を引き寄せる

原因があるのだから、自分自身の過去の記憶を

クリアーにしていく事で、この患者の腰は癒され

問題が解決するのだと云う事なのです。

そして、その過去の記憶をクリーニングする方法と云うのが

「ありがとう」

「ごめんなさい」

「許してください」

「愛しています」

と云う4つの言葉をひたすら唱えるのだそうだ。

ここで操体法を学んでいる私はピンっと来ました。

確かこれに似た事を橋本敬三先生が書いていたなぁ。

論想集の286頁5行目から

「現象以前の理念の人間には、大生命そのものというタテの真理と、

現象界は唯心の諸言というヨコの真理とがある由である。

暗黒面を心に印象づけておれば、わが身の周囲には自ずから

そのような事態が展開してくる。

光明面を思念して潜在意識に印象づけておれば、

自然と周囲は光明化されてくる。」

やはり健全な肉体には健全な魂が宿るというのは真理なのでしょう。

では応用編として『オ・オポノポノ』を操体法を用いて実践してみましょう。

写真は沖縄のお土産でもらった小さいシーサー

小さいシーサーだから名前は「チーサー」です。

いつも整骨院の守り神として番シーサーをしてくれています。

明日につづく