東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ちょっと立ち止まりたいときに6

ことばは光のようなもの

ことばは風のようなもの

ことばは雨のようなもの

 

何かをやろうとしても、なにかスッと前にすすめない

そういうことが日々の生活のなかにあるのですが、

前だったらがむしゃらに、

何でもいいから手に取ってみたり、とりあえずやってみたりというように、

あぁでもない、こうでもないと色々試しながら

向き合っていたように思います。

 

うまく行くときもあれば、なんとなくうまく行ってないようなときもある。

やってはいるんだけれども、充足していないようなきもちを感じることもある。

そういう不思議な実感を持って、ことにあたっているときもあります。

 

ここのところは、そういうきもちを感じたときに、

いま「重心」はどこにあるだろうか、と感じるようにしています。

 

「重心」はどこにあるだろうか

 

問いかけてみると、「あ、なんとなくだけど、この辺にありそうだな」というのが感じられてきます。

いま、このあたりに重心があるのか、というのが朧気にでも感じられてくると

意外とそれだけでも腑に落ちるものがあるものです。

 

重心の不正を感じ、納得する。

そこから次の道筋が感じられてくる。

素直に立ち止まってもいられる。

 

その立ち止まりの繰り返しのなかで、

少しずつですが着実な何かを学んでいると感じています。