東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

岡村郁生(おかむらいくお)

快の根源⑦

子どもは間違えない、大人は間違えることがある。 子どもの頃に自然を味方にできたことは、生きていくうえで大きな力。 大人問題 (講談社文庫) 作者: 五味太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/05/08 メディア: 文庫 クリック: 31回 この商品を含むブ…

快の根源⑥

昨年の夏の終わりには、湘南地方にほとんど雨の降らない台風が来た。 とてつもない南風は、湘南地方の海から潮を巻き上げ、広範囲に塩を 大量に含んだ風を北へ北へと飛ばした。 その後、南の窓には塩がべっとりとついて、我が家の自転車は錆びた。 秋になり…

快の根源⑤

多様性に富んだ自然の中に、生命の息吹を感じる。 多元性を感じていた少年の記憶、「遠の記憶」を辿っていく。 もう今から30年以上も前に、祖母と山菜取りに行った事を思い出す。 人通りのない道を外れて山の中腹に入る、決まった場所に生える山菜。 自然…

快の根源④

私たち人間が、この世界に存在する理由って何だろう。 何億年もかけて生じている生命の記憶。 これを生まれてくる赤ん坊は、余すことなく受け継いでいる。 そして、原始感覚で生きている猫も同じようにうごいている。 「生命記憶」という名のそれは、遠の記…

快の根源③

二日目の今日も引き続いて「憶の快」を感じつつ書いてみますネ。 忙しい時にも腹が減る・・・。 『グリュリュ~グッグゥ~グルルルル』 特に女性の皆様にとって、由々しき音源の出どころに悩まされた、 そんな記憶もあるかと思います。 ヒトのからだ―生物史…

快の根源②

2日目のお付き合い、どうぞよろしくお願い致します。 今週のテーマは「憶の快」ですね。 この意味とは、編集工学研究所松岡正剛先生も親交があったという、 故三木茂夫先生の著書にある言葉「遠の記憶」を引用に始まります。 解剖学者であり、形態学者でも…

快の根源①

今週は静岡駿河区出身、茅ヶ崎市在住の岡村がブログ担当となります。 どうぞよろしくお願いいたします。 テーマは「憶の快」となりますが、そもそも「憶の快」という言葉自体、 全く一般的な捉え方ではありませんよね。 ですから、この漢字の意味を捉えやす…

元素転換と鶏の殻⑦

鶏が卵を産む。 生んだその卵の殻にはカルシウムが11グラム存在しているとする。 しかし、その鶏の啄んだエサにはカルシウムが1グラム程度しか配合 されていないこのパラドックスを、現代の栄養学、生理学だけでは説 明できないのである。 しかし安保徹博士…

母なる海水の奇跡?⑥

1897年、フランスの生物学者ルネ・カントン氏は、現代でも考え られないほどの奇妙で常識を外れた実験をしている。 その大胆な実験とは、氏の飼っていた愛犬の血液(注:約0.9%塩分) と、海水(注:約3%塩分)の10分の一である約0.29%に海水を薄めた ものを…

Dr.プラークという扱い⑤

千島学説には橋本敬三師のような支持者もいる。 後継者、支援者でもある森下博士が現在もその考察を続けており、血 液中に蠢くように認められるものを先輩指導者に尋ねるたび、「それ はゴミ(プラーク)だ」と、失笑され続けていたと森下博士は語る。 ガスト…

生気学と機械学(メカニクス)④

三木成夫博士は、九州帝国大学工学部で飛行機の設計を学び、それを 「形態学」の模式図に表し、動物のからだは機械学(=メカニクス) と、”推進力”からなる「生体力学エネルギー」で生かされてきた。 この推進力を得るため、連綿と繋がっている生命の意志は、…

細胞可逆・新生説③

千島学説とは、千島喜久夫博士の論じていた三つの学説である。 詳しいことはうウェブ検索して頂くとして、ips細胞を簡単に言ってしまえ ば、概に皮膚などに分化した自分自身の体細胞を遺伝子レベルでリセット して、万能細胞に戻し再生医療に用いていくこと…

生気論と機械論②

ルドルフ・ウイルヒョウ氏(1821~1902)は、当時ドイツ生 物学や医学、さらに政界でも絶大な権力を発揮して、ベル リン大学学長となり、「全ての細胞は細胞のみから生まれ る」と、科学的な立場を強く提唱していました。 当時の学会において、ヒポクラテスや…

常識と過去の権威①

茅ヶ崎在住、静岡市駿河区出身の岡村郁生です。 テーマ「常識を疑う目」にて一週間お付き合い頂きますので、どうぞ 宜しくお願いいたします。 さて、今回のテーマで注目してみたいのは、橋本敬三師が著書でも触 れている、現代医学の捉え方の基礎を築いたル…

可能性⑦~生命なんだもの、守るより見守ろう~

「からだ」との信頼関係。 生命活動を自分だけのモノとせず、縦と繋げ横を結ぶ。 『長生きしたい』ということも、生命活動ならば大事なのは、 「からだ」との信頼関係となっている。 今日の可能性を明日に繋げていく第一歩は、今のあなた。 信頼関係は一朝一…

可能性⑥~環境を育む種を植え肥料を与えよ~

木を植えること。 環境によって育つ場合と枯れてしまう場合がある。 動物が住んでいれば、動物のエサになってしまうこともあり、 土壌が肥沃であるかどうか、降雨量が多すぎ少なすぎないか、 空気の密度に関わる高度の問題、塩害は受けることがないか。 よく…

可能性⑤~逆にアリなんじゃナイか~

(続き) ”将来のビジョン”を抱くには、教育も余裕も必要となる。 「学校をつくりましょう!」と声を上げてそれが実現しても、 そこに住む人達の環境が、”すぐ”に生活がよくなるわけではない。 四年ほど経過して登山家は、その高地にある村の学校を再訪問し…

可能性④~熟れるまで諦めない~

世界には高度三千メートル級の山に住む人達もいる。 そこに住む人達は、電気も通わず、必要性の低い学校もなく、字を 書くこともなく、家畜の世話をしながら暮らしていた。 子供達は、親・兄弟の手伝いは勿論、生きていくため家畜の世話を しながら、貴重な…

可能性③~おいても”こ”にしたがう~

「手当て」ということ。 なぜ、手なのだろう。 なぜ、当てるのだろう。 なぜ、感応するのだろう。 そこをわかったつもりにならずに、 『わかってないなァ・・・まだまだ』と、 探求することは、わかっていないから、 どの学問にも、横と縦で通じているんですね…

可能性②~どっこい!生かされて生きる~

言い尽くしたと本人が思っていたら、どっこい! アプローチの仕方で他の言いようは沢山あったりする。 調べ尽くしたと本人が思っていても、どっこい! アプローチの仕方によってサインを見逃していたりする。 経過から結果を見てばかりでは、やはり見逃して…

可能性①~長生きしてどうするか?~

今週は茅ヶ崎在住の岡村がブログを担当です。 テーマ「可能性」の一週間、よろしくお願いします。 空を飛ぶ・・・。 十代の頃はこの夢をよく見ていた。 自由になること、勝手気ままの違いが識別できなかった頃の話。 そして、初めて旅行先に飛行機で飛んだと…

永続する生命の価値⑦

エネルギーを制御しようとするなら何が必要になるのだろう。 まずは、基準となる軸を生じさせる必要は生まれるだろう。 さらに、回転性を持たせることであり、これにより循環できる。 それには、やや傾きを与えたほうが発展性もあり、継続できる。 水は直線…

響きあう感受性と歪みの調整⑥

血液中には赤血球が含まれて、赤血球には、鉄分が必須となっている。 たった一人のヒトの毛細血管、すべてを繋げば地球を二周半できる。 その中を真っ直ぐではなく、蛇行する水の流れと同様に、血管中で鉄分 を含んだがゆえに、磁力と関わりながら螺旋状に流…

粒子と波を加えて重力を液体で観る⑤

ヒトの呼吸は、一分間に約18回。 大自然の生むヒビキが如き、海岸に寄せている波のリズムとほぼ同じ。 心拍(ビート&リズム)は、4:1で呼吸と同じ。 これもまた、自然界にある比率。 「音」の伝播速度は、水中において空気中の”4倍”速くなり「水」が 「…

太陽光と同じビートを刻む④

あの太陽光も含めて波形であり、粒子のビートを刻んでいるのですね。 植物は太陽の光エネルギーを利用して、大気中の二酸化炭素と水から、 酸素と糖類を作りだす作用を持っています。 アデノシン三リン酸(=ATP)の活動エネルギーを生み出すヒトも、電 子…

死者と他者の主義③

あるドイツの哲学者は語っている。 「汝の行為のもたらす因果的結果が、 地球上で真に人間の名に値する生命が永続することと、 折り合うように行為せよ」 私、親、子という識別を必要としているのは左脳的解釈であり、 生物学的に言えば、子も孫も「己」であ…

多世界解釈と平面的な世界②

多次元世界、コペンハーゲン解釈のような一見奇怪な物理学も、 三次元だけの、見えている世界から逸脱した感覚を識別すれば、 滑稽とか妄想の類として一笑に付すことはできなくなるだろう。 Newton(ニュートン) 2018年 04 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: ニュ…

多元的な外向力と内向力①

今週のブログを担当する岡村です。 一週間のお付き合い、どうぞよろしくお願いいたします。 今回のテーマは「ひびき」です。 このテーマを聞いたとき、ふとライディーンを思い出しました。 (古代ムー帝国から伝説と共に遺されたライディーン。 この操縦には…

くいつく反応その⑥

金田一家といえば、日本語研究で有名な方です。 私も、国語辞典で知った小学生から長い間お世話になっています。 金田一家、日本語百年のひみつ (朝日新書) 作者: 金田一秀穂 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2014/08/08 メディア: 新書 この商品を含…

くいつく反応その⑤

若いころのミケランジェロは、 先輩の彫刻家である、ベルトルド・ディ・ジョバンニに、 弟子入りしたいと嘆願しました。 するとベルトルドは、ある条件を出したのです。 「大理石の彫刻をやりたいのか。 それなら大きな大理石採掘場で、石工職人として働いて…