東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

飛ばしあう2020春季東京操体フォーラム

おはようございます。 昨日は春季東京操体フォーラムが開催されていました。 当フォーラムとしては、初めての試みでしたが、 「Web配信」という方法を用いて「場」を開放しての開催でした。 各々の立場から、 思っていることや感じていることを こういうご時…

立ちどまることは、動くこと

少し前の話になるけれど、 朝の通勤途中、時間に追われて最寄り駅に向かう途中で遭遇したこんな光景。 3歳くらいの男の子だろうか、 ベビーカーを押しているお父さんに向かって、 「ちょっと、とまって~」 としきりに伝えていた。 それまで保育園に向かっ…

書くことは、動くこと

普段ほとんどラジオを聴く習慣がないけれど、 連日のテレビを介しての過情報に少し疲れたところで、 試しにラジオのチューナーをひねっている自分がいた。 波長の良く通る局にとめたところで 作業をしながら、しばし耳をかたむけていると、 それはちょうどシ…

感じることは、動くこと

気のゆるせる人と言葉を交わす。 とてもシンプルな方法だけれども、 モノを考えられなくなっていた自分にとっては 久しぶりに何かが動いているように感じられる、 なんとも魅力的なこととして感じられた。 何故だろうと不思議に思ったけれど、 本音で相手が…

話すことは、動くこと

おはようございます。 瀧澤さん一週間ありがとうございました。本日から寺本が担当致します。 テーマは「とばす」ということで。 よろしくお願い致します。 ちょうど連関するように、新型コロナウィルスの存在感のなかで ここのところ色々な切り口で「とばせ…

ききわける・なっている⑦

ここ何ヶ月かの間で、「からだ」との付き合い方がまた変わってきている。それは自分ごとだけじゃなくて、周りの人達も含めた生活空間のできごととして感じている。きもちの部分も「からだ」に委ねることで変わることを感じてきた。初日に、今の状況下で「僕…

やってみる・ききわける⑥

今、近所の公園や広場はガラガラだ。こんなときは、誰かとのつながりよりも、自分のからだとか、遊び場という空間とつながってみるのもいい。誰もいないときを見計らって、子供と一緒に出掛けてみる。草っぱらの斜面をかけたり、濡れて滑りやすくなった苔の…

やってみる・ききわける⑤

ここ久慈も桜が咲き出して、朝晩はまだまだ寒いけれど、外に出たくなるような陽気になってきた。ひとり、淡々と歩く分には大丈夫だろうと、最近は職場まで歩いている。15分程度の道のりをいろいろ感じながら愉しんでいる。昨日も書いたけれど、今までとは違…

やってみる・ききわける④

最近基本に立ち還るということに興味がある。そうやって、実際に「立つ」ということを感じてみると、重くなったり、軽くなったり、ふわふわしたり、踏ん張ったり、いろいろな変化が感じられておもしろい。すぐに動かないことを「腰が重い」とか言うけれど、…

やってくる・ききわける③

昨日、電磁気力の話を少し持ってきたから、あとちょっとだけ。磁石のN極とS極は引きつけ合う。これは引力だ。そして、N極とN極、S極とS極は反発し合う。これは斥力だ。くっつくか、離れるか。二者択一。ソーシャルディスタンスという言葉がある。今はウィル…

やってくる・ききわける②

目に見えないから不安になる。それはすごくわかる。身近なところでも、「何を信じていいのか分からないねえ」という言葉をよく耳にするようになった。確かにここのところのニュースからはそんなふうに感じる。電磁気力という力がある。小学生の頃、理科の授…

やってくる・ききわける①

香さん一週間ありがとうございます。今週担当の瀧澤です。テーマは引き続き「飛ばす」です。よろしくお願いします。今、世間は新型コロナウィルス一色だ。僕が住んでいる岩手県久慈市では、まだ、コロナウィルスの感染は確認されていないけれど、僕を取り巻…

見立て

主張しているところ、痛み、腫れがあるところにとらわれ、 見るべきところを飛ばしてしまう。 からだが変化を起こすのに必要なところを飛ばさずに診れる見立ての 重要性を日々感じています。 一週間、ありがとうございました。 明日からは瀧澤さんです。

流れ

窓を開け、部屋に風を通すと様々な音や香りを感じます。 忙しく、余裕がないと、風の流れを感じる瞬間も失っています。 すこしの時間、風の流れを意識をすると、季節によってはいい香りを感じることもあります。時には花粉によりくしゃみをすることもありま…

睡眠

睡眠が十分にとれた翌日はからだの疲労がよくとれていると感じます。 睡眠はからだの万能薬なのだとおもいます。 当たり前のことを大切にすることでからだは多くのことを得ています。

日常何気なく聞いている生活音 この音はからだにどんな変化をもたらしているのでしょうね。 車の音、電車の音、外で子供が遊んている声…… 小鳥のさえずり、波の音、水の流れる音…… 旅行などで、普段住んでいる場所を離れ、違う環境に身を置いた時に感じる音…

みているもの

見ているもののどこに焦点を合わせているのか? 自分の捉えている焦点、視点を明確にすると 自分と違う焦点で捉えている人との違いに気づくことができます。 違いに気づくことができないと、相手の捉えている視点や焦点を飛ばしてしまい、 理解できません。 …

睡眠

気づいたら寝ていたという時の気持ちよさは からだもこころもとても気持ちの良いものです。 とてもスムーズな眠りは寝起きに爽快感を味わうことができます。 からだは、行動に対して、忠実に反応しているのだと実感します。 毎日の睡眠状態とからだの状態は…

気づき

今日から一週間担当します。よろしくお願いいたします。 日常の自分の行動を振り返ったり、考えなおしてみると、 今している行動に全集中している時間と言うのは以外と少ないと思います。この時間を意図的に集中できたらいいのになあとも思います。これは私…

言葉を飛ばす

言葉というのは心から発信される、その心を持ち込まないように言葉を飛ばすことを試してみる。 たとえば目の前にある一輪の花を見る、それもただ単に見る。 「美しい」 とか 「醜い」 とか言ってはならない、一言も言葉に出してはならない。 その花を見て言…

エネルギーを飛ばす

普段、我々はからだから多くのエネルギーを飛ばしている。 そのエネルギーを浪費し、消耗しきっている、だからたくさん食べなければならない。 エネルギーが流れ出るには何か尖ったものが必要であり、そのからだの末端部が手足である。 手足のほかにも男性性…

感情を飛ばす

自分のお気に入りの公園にある一本の木に近づいてその木に静かに語りかけてみる。 そして、その木に触れてみる、さらにその木を抱擁してみる、それからその木のオーラーを感じてみる。 次にその木の傍らに静かに坐ってみる、「自分はいい人で、傷つける気持…

思考を飛ばす

今日は瞑想実験室からのスタートだ! それは思考からアプローチする実験の開始! 自分の部屋を実験室にして閉め切ってその中に座り、自分の思考を書き取りはじめる。 その紙を他の誰かに見せる必要などないので、頭脳に入り込んできた何もかもを書き取る、だ…

過去を飛ばす

静かな森のなかにある大きな木の下に座って、過去を飛ばし、未来も未だなく、何も考えることなくただそこにいるとき、一体、どこに自分の存在があるのだろう? 一体どこに 「私」 というものを見つけ出せるのか? いや、それを感じることはできない。 たった…

重力を飛ばす

ジェット旅客機で大空高く飛んでいるときほど瞑想に適った状態は他に見出すことができない。 長距離便の航路のようにその標高が高ければ高いほど、ますます瞑想は容易になる。 だからこそ心の探求者である瞑想家たちは何世紀にもわたって高地を求め、ヒマラ…

邪気を飛ばす

このテーマについて、 『爽快感なる瞑想』 というものに関連づけて、「飛ばす」 をつなげてみたい。 その前に現在、世界的に大流行している新型コロナウイルス伝染病について一言! 自然界に生息している野生動物には、疫病はもちろんのこと伝染病に罹るよう…

永遠に意識を縛るなかれ⑦

(続き) 毎年の訪れる春、花粉症であろうと、四季のある国に生まれてよかった。 スギもヒノキも、受粉してもらうために、生命の素となる花粉をとばす。 この大気中に飛んでいるものは、見えていても、見えていなくても同じ。 置かれている環境の場において…

意識に鎖を付けているという無駄⑥

(続き) 飛沫をとばす。 アムステルダムの空港にあるスキポール空港の男子便所。 ここで始まった「ナッジ」も面白いです。 ご存知の方もいるかもしれませんが、男子便器の中に「蠅」を書いてあります。 このナッジを行っていない当時、トイレ清掃費で7億円…

意識に鎖を付けるという無駄⑤

(続き) 行動科学、行動経済学という分野では、「ナッジ」という言葉があるそうです。 (「そっと後押しする」という意味) これによれば、人々が強制ではなく、自発的に望ましい行動を選択するよう促す、その手法や仕掛けのこと。 アイデアをとばす。 セン…

意識に鎖をつけようとしても無理④

(続き) この空気中に飛んでいるもの、混じり合っているもの。 例えば酸素、窒素、二酸化炭素、等は勿論、それだけではなく、大気中を飛んでいる中は、目に見えないだけで、とてつもない種類の物質があります。 花粉もあり、細菌のような生命体も混じり合っ…